ここはジュレットの路地裏にある、相方バザール。
イケメンに仕立てられた男たちが売買される、闇のマーケットだ。
ここでは、ウェディ男の売り子を「魚屋」、オガ男の売り子を「マッチョ売り」との隠語で呼ばれている。
最近、コローナ疲れによる相方需要が急増し、バザールは連日の大盛況。
商品の相方は、売れ筋のウェディ男に限らず飛ぶように売れていた。
しかし。そんな中、一人だけ苦戦している、マッチョ売りの少女がいた。
少女『 あの、マッチョは・・ 活きの良いマッチョはいかがですか? 』
MDM 「 そんなヒョロヒョロのマッチ棒みたいな男、要らないわよ! 」
少女『 あ、あの、奥さま。このコ、実はこう見えてオーガなんです。 』
MDM 「 あら、そうなの? でも、にわかには信用できないわね。
ここで変身してマッチョを証明できるなら、考えてあげてもいいわ。 」
少女『 えッ!? ・・・このコが人前でマッチョになったら
大変な事になってしまいます。 』
MDM 「 じゃあ、ただのマッチ棒に 払うお金は無いわね。 」
少女『 ・・・仕方ないですね。 』
少女はマッチ棒と蔑まれた イケてない男を指さすと
凛とした声で 男に命令を発した。
『 カソトクッ! エビル・モード、発動よっ!! 』
カソ【 パ・・・、パオオオオオォォォォォォンッ!!! 】
※実際のオーガは、このように鳴きません
バザール場内に男の咆哮が響き渡ると、次の瞬間!
男のカラダが 赤く輝き始めた。
※トランザムではありません
そして、その輝きは、
ゆっくりと男のカラダの中心部へと圧縮されてゆく・・・
少女『 彼のオーガをご覧ください、奥さま。 』
MDM 「 ああッ! これは・・・
マッチ棒ではなくて、まさに、、、マッチョ棒!? 」
少女『 うふふ。 可変タイプなんですよ♡ 』
MDM 「 これは期待できそうね、頂いていくわ。 」
少女『お買い上げ、ありがとうございます!
さあ、カソトク。 新しいご主人様に、お、いっぱいご奉仕するのよ。』
カソ【 パオ♡ 】
MDMはカソトクに首輪とリードをつけると嬉しそうに連れて帰っていった。
しかし。
カソトクのエビル・モードは 1分間しか持続しないという衝撃の事実。
足取りも軽やかに帰宅する その時のMDMは 知る由も無かった。
☆彡 お時間あったら、過去日誌もご一読プリーズ (*´ω`*)
☆彡 苦しい時代ですが、エビルモードで乗り切っていきましょう!
☆彡 カソトクもテレワーク中です。 服着ないで仕事って楽チンです♡
☆彡 でもカソトクの会社は欧州企業なので、ダメージ大きいです。。。
☆彡 もしレイオフされたら、どなたかボクを飼ってくださいね♡