2021-05-20 05:07:02.0 2021-05-23 01:06:31.0テーマ:オープンハウス告知
タイトル |
SCP-444-JP(DQ)アクセス不許可
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スケジュール |
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住所 | ジュレット住宅村 うるわしの浜辺地区 5917丁目 4番地 |
移動機能の設定 | あり |
カテゴリー | おもしろ系 |
セールスポイント |
世の中には科学で説明できない超常現象や
人類では太刀打ちできない未知の生命体が存在します まだ私はそう言ったものに出会ったことがありません ……何故出会えないのか 私もつい最近までその存在を知らなかったのですが 世界で秘密裏に活動を行う、とある団体がいます ……… 名をSCP財団と言います 彼らは自然法則に反した存在、物品などを 「オブジェクト」と称し 安全に管理することを目的とし 民間人からそれらを隔離をすることに尽力しています オブジェクト達はそれぞれナンバリングされ ・Safe(適切な管理下なら問題ない) ・Euclid(未解明な部分が多いがとりあえず大丈夫) ・Keter(収容不能) と大まかに3分類されています …… 人類にとって非常に有用なものもありますが 中には、少しの過ちで文明が消し飛んでしまうような そんな危険な代物も多数存在しています 私たちが今こうして生きていられるのも 彼らの活躍のおかげかもしれませんね …… 彼らは世界規模で活動を行なっており この小さな島国にも支部が存在します 今回はその日本支部に記録されている報告書を ひとつ一緒に覗いてみましょう SCP-444-JP オブジェクトクラス指定なし 生物系SCPの研究や改造を行う「日本生類総研」の とある廃棄された実験場で見つかった文書形式の言葉 「あかしけ やなげ 緋色の鳥よ くさはみ ねはみ けをのばせ」 これを読みあげた者は下記の現象が起きます 1.夕焼けより赤い空の幻覚世界に精神が飛ばされる 2.数分後、何故か自分が空を飛べることに気付く 3.飛翔の要求が高まり、幻覚の空を飛行する (現実世界の体は鎮静状態) 4.幻覚世界を飛行して数分後、赤い鳥が飛んでくる 5.死への多大な恐怖と苦痛を感じ赤い鳥に捕食される (現実世界の体は暴れ周囲に無差別に攻撃する) 6.幻覚世界で死亡する (現実世界の体は昏睡状態になる) 7.ごく一部の記憶だけを残し、1に戻る この幻覚世界から抜け出す唯一の方法は 読み上げた文章と同じものを 現実世界の肉体で書き上げること ただ…1~6をループする中で 飛翔→恐怖→被食→死亡を繰り返し わずかに引き継いだ記憶を積み重ね 脱出方法を直感的にひらめくそうなんですが それに至るまでに少なくとも数週間を要します (1000ループくらいするそうです) 現実世界に戻ってきた場合 幻覚世界で起きた全ての体験を記憶し戻ってくるので その者は廃人となってしまいます 回避方法として声に出して読まなければよいのでは? と思う方もいると思います ですが実は少し困ったことがあり この巨大な鳥は捕食した分だけ成長してしまいます …… 度重なるループの中でSCP-444-JPの能力が強化され 今ではその存在を知っているだけで現象が発現する というところまで成長しており…… 今もなお成長を続けてる様子です どんな姿になってしまっているのでしょうね そもそも SCP-444-JPは存在自体を認識することも危険で 極めて機密性の高い存在として扱われています ……ですが こうして今この文書がオープンハウスとして 出てきてしまっているのは何故なんでしょうね… 5月22日(土)23日(日)に行われる アリアドネさんのルームイベントで出展しますの 暇な方は見に来てねっ!! |
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