タルタルの冒険日誌

「オンゲーなんてさ、絆作らせちまえば客離れ防げるっしょ。」

古代ギリシャの哲学者アリストテレスの有名な言葉を引用して始まった今回のコラム。
今回は真面目な内容でお送りしたいと思います。

私はアストルティア学園のコンテンツの内容をほぼ知りません。
決して興味がないわけでも反対してるわけでもありません。
年内に始まりそうなこのコンテンツ、周りの期待度は結構高そうですね。
方向性の全く異なるコンテンツを作り上げていくということは恐らく大変だと思います。
従来の増設コンテンツは元にあるものをアレンジしていくという形なのに対して、学園という別世界を作るわけですから感心します。
運営さんがお客様である我々のために全く新しい遊びを提供してくれるのです。

ですが、私は引っかかるのです。
この学園コンテンツ投入の本来の意図がこういう事ではないのかと。
ズバリ、絆による客まかせにしようとしてるのでは？と。
わかりづらいですよね。
つまりこういうことです。

運営陣
やっべー。冒険要素のあるコンテンツがアイデア的にもシステム的にも限界がきて、なにもでてこねえー。
そうだ！絆コンテンツ与えておけば、やつらが勝手に文化祭だ部活動だ恋愛だと、やり始めるっしょ！
これでアストルティア離れ防げるぜー。

遊び手
ウヒョー！学園サイコー！
そうだ！みんなで部活とか作っちゃおうぜ！
体育祭とか文化祭とかもやりたいね！
うちのクラスはメイド喫茶にしようよ！
うお・・・。なにこれ。もしかしてこの一体感が絆？
マジハンパねえぜ、この絆ってやつは。
こりゃ青春時代に戻った感じだわ。
ドラクエ最高！！


ってな感じです。
一体どんなコンテンツかもわからないのに憶測で言うのもあれですが、新たなアイデアの枯渇からユーザー依存のコンテンツ作りに走ったのかな？と思うわけです。
なんかますます冒険要素が薄れていきそうなドラクエ10が心配でなりません。