歳を重ねるごとに多忙な日々を送ることが多くなりがちです。
その一間に、過去の、懐かしく愛おしい記憶が、ふと思い出されることがあります。
視覚、聴覚、嗅覚・・・
それぞれの思い出にはそれぞれの五感が寄り添っており、過去を思い出すきっかけを作っているはずです。
その中でも瞬間的に過去の記憶とつながる一番のきっかけは、「匂い」だと私は思います。
多くの時間を費やして励んだ部活動を、汗や土の匂いで。
シャンプーや香水の匂いで、愛しかったあの人を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日も飲みすぎたなと洗面所に向かい、むくみあがった顔面を見ながら歯ブラシに手を伸ばした時、その記憶は訪れました。
そう、私の場合は、自分の口臭でした。
水槽の匂い。
サルモネラ菌の匂い。
ちびまる子ちゃんが好きで、「たまえ」と名付けたミドリガメの匂い。
どんな別れをしても、結局は自分の中にその記憶は存在してるのです。
頭の奥に鍵をかけてしまいこんであるだけで、いくら忘れようとしても、ふとしたきっかけでその時は訪れるのです。
ああ、たまえはいつも俺の口の中にいたんだ・・・
オレはひとりじゃない。
気づかないだけで、形を変えて傍にいるんだ・・・
たまえの匂いのレシピ
※すべて前日の寝る前に摂取してください。
・ビール 700㎖
・ハイボール 2000㎖
・冷奴 一丁(薬味は生姜)
・アボカド1/2個(オリーブオイルと黒胡椒で)
・ベビースターラーメン 40ℊ
・サンマの竜田揚げ醤油味 100g(必須)