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アンルシアのライバル

メロン

[メロン]

キャラID
: QO925-760
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 竜術士
レベル
: 121

ライブカメラ画像

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メロンの冒険日誌

2020-08-21 23:06:37.0 テーマ:スクールライフ

3期物語 第1話『変わらない情景』

ある夏のことだった。


いつも通りの時間に、彼の家の扉をノックした。


とん! とん! とん!


いつもの様子で、彼が顔を出した。


「おはよう!ももちゃん!」
「今日も可愛いね~!」


これは彼のいつものノリである。


そう言ってくれるのは嬉しいけど、
正直、さすがに気持ち悪いと思う時もある。


彼と付き合い始めたのはおよそ1年前だ。


少し前の彼はぎこちない感じだったが、
今は立派に調子に乗っている。


お調子者め。



☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚☆≡。゚.☆≡。゚



それからは、2人で一緒に学校へ向かった。


道中、また可愛いねと言われた。


しつこいなー笑


でも不思議と悪い気はしなかった。


クラスは違ったので、
学校へ着いたら一度バイバイした。


教室に入ると友達がもう来ていた。


「おはよー!ももちゃん!」


こちらは可愛いとは言ってくれなかった。


てか、何を期待してたんだ私…笑


この友達は小学生からの友達で、
やたら、私のことをイジってくる。
先程の彼とは、ある意味で、対称的と言える。


その後も、続々と友達が教室に入ってくる。


およそ30人弱のクラスメイトが揃った。


今日も学校が始まる。



☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚☆≡。゚.☆≡。゚



私の学校は2つのクラスで構成されていて、
1学年で60人にも満たない、小さな学校だった。


こういう学校の悪いところは、
仲の良い人が固定されやすいところである。


クラス替えしても同じ人とあたりやすいからだ。


だけど、学校はとても楽しかった。


変わらない毎日。


変わらない友達。


変わらない彼氏。


私はとても幸せだった。



☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚☆≡。゚.☆≡。゚



家に帰ってからは、
ドラクエ10をずーとやっていた。


フレンドは少なかったが、


とても優しいフレンドさんばかりであった。


特に、メロンとはとても仲が良かった。


メロンと言うのはプレイヤー名である。


本名は知らない。


一緒にストーリーをやったり、


一緒に魔法の迷宮に行ったり、


一緒にイベントに行ったり、


とても仲良くさせて貰っていた。


しかし、ある日を境に、


メロンがログインしなくなってしまった。


虚しく映る最終ログイン日。


何があったかは知る由もない…。


私は喪失感でいっぱいだった。


しかし、その理由を思わぬ所で知ってしまう。


それは、私の運命を変えるほどのことだった。



→つづく→


(連絡)
とくになし。
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