〇月〇日
先日のライカと村王の出来事をフランに話ながら、4人並んでカジノのスロットをしていたw
「人の上に立ってる奴ってのは、見た目以上に孤独なもんだよ。」
「でも、村王にはライカという幼馴染がいて救われたんじゃないかな。」
「しかし、そんな面白い事になったのなら私も行けばよかったよw」
「ライカの怒った顔なんて、私は一度も見たことないからねw」
「そんなに怒ってないですって~^^」
「フランさんはすぐに茶化すんですから^^」
あの日、帰り際に村王から聞いた話を思い出していた・・・
「いや~まいった!まいった!」
「ディオーレと言ったか、そなたライカの実力を甘く見るでないぞ!」
「さっきの戦い、ライカは力の半分も出してなかったであろう。」
え!?Σ(・□・;)
「ここだけの話、ライカはな・・・裏村王だったのだ!」
!!!
裏ってww
「ライカが村を出るまでの話だが・・・兄である元村王ガガベス様でさえ、まったく歯がたたぬ程の強さでな・・・皆、ライカには正直頭が上がらんかったよw」
「今日はまだ序の口、ライカが本気で怒ったら・・・もう、鬼どころか阿修羅の化身・・」
「ほれ、その証拠に私の会心の一撃を受けても、あの通りだf^^」
「泣いて、笑って、怒って、一緒にいて色々あるだろうが、どうか宜しく頼む。」
ねぇ?ライカは村王の事どう思ってたの?
「え?クリフ?好きだったかって事ですか?」
うん。
「小さい頃から幼馴染だったですけど、それは無いかなぁ^^」
「だって、あの髪型でしょ?ちょっとタイプじゃなかったかなぁf^^」
・・・・・・・・(-_-)
「それに・・・」
「元々、私が村を出た理由だって、今の夫と駆け落ちでしたから・・・(#^.^#)」
さすが、裏村王・・・自由すぎるでしょ!w
「ディオーレさん。クリフから何か言われました?・・・・」
!!!
目が、笑ってない!!ヤバイ!
い、いえ。何も・・・
「そうですかぁ~^^」
怖っ!!((((;゚Д゚)))))))
「ところでライカ。これからどうすんのさ。帰るの?」
「いえ、もうしばらくこっちに残って甥っ子を探してみます。」
「もし見つける事ができたら、夫に相談して一緒に暮らそうかと。」
「と言っても、そう長くは探せないかもしれませんが・・・」
「まぁ、話を聞けばその村王もなかなかの人物みたいだし、時間が解決してくれる事もあるさ!」
「フランちゃん!レイドきてるよ!」
「な?!早く言ってよ!」