〇月〇日
つ、ついにレンダーシアか・・・・
旅を初めてから、色々な土地に行ったけど、今回は特に緊張するなぁ・・・
「おねぇちゃん!こっちこっち!!」
パインも当然ながら始めてで、すっかり遠足気分w
まぁ私もですけどf^^
「やっぱり、近くで見ると大きいお船だね~」
グランドタイタス号。
レンダーシアと、五大陸を結ぶ唯一の船。
「おっ!二人とも来てるな。」
フランとライカが到着。
毎度のことながら、パインはライカに抱っこスキル発動w
私たち4人が船に乗り込んで、デッキに上がると、大きな汽笛が!!!
ビックリしたパインがライカの腕から落ちそうになってたw
ゆっくりと動きだすタイタス号。
港の人との別れを惜しむ人、これからの冒険に期待を膨らませ手を振る人、
沢山の荷物を背負い込んだ商人。
私がお城を出て、初めて箱舟に乗った時と同じ様な感覚だ。
でも、あの時と違うのは一緒に旅をする仲間がいること。
しかも、あの時箱舟で見かけたフランと一緒に・・・
運命のお導きってやつか・・・
以前、フランが言った言葉を思い出していた。
「どうしたんだい?まるで、初めて箱舟で見かけた時の様な顔してさ!」
!!!!
え!覚えてたの?気づいてたの?!
「言っただろ、運命のお導きってやつさw」
(゜o゜)
「なんだい!今度は、魚がたい焼きでも見たような顔してw」
「それより、いつもの様に歌わないのかい?」
「空は快晴。見渡す限りの水平線。」
「ライカもパインも聞きたいってさ!」
フランの後ろに居るパインとライカが、うんうん。と頷いていた^^
私は、大きく息を吸い込み、いつものように歌いだした・・・・
歌いきった後、周りを見渡すと沢山の人だかりになっていた。
乗客はもちろん船員まで、窓から覗き込んでる人もいた。
そして、雨のような拍手がふりそそいだ。
今思えば、こんな沢山の人に囲まれて歌った事なかったな^^
パインがライカの腕から飛び降りて、倒れそうになる位の勢いで飛び込んできた。
「やっぱり、おねぇちゃんのお歌、最高だね!!」
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最後までご覧頂き有り難うございますm(__)m
非常に個人的な妄想、物語日記になっておりますが、過去の投稿もご覧になって頂けると幸いです。
それではまた、次回のディオーレ日記でお会いしましょう^^b