本日誌はDQXの二次創作です。
注意!
原作とは異なる設定、独自解釈、独自設定、キャラクターの著しい崩壊等が多分に含まれております。
原作の雰囲気を重視される方はご注意下さい。
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「お主が生まれる前の話だ・・・」
「自分で言うのもなんだが、当時の私は、今以上に他を寄せ付けない程の美貌と知識で、ありとあらゆるコンテストに参加しては、No.1の座を欲しいままにしていた。」
・・・・・・"(-""-)"
「一年に一度開催される、プリンセスコンテストも9連覇中。」
「世界中が私の10連覇を信じて疑わなかった・・・そう、お主の母親が現れるまではな・・・。」
・・・?お母様?
「たまたまディーナが参加した大会で、私の10連覇の夢は途絶えた。」
「しかも圧倒的大差で敗北。」
「容姿、品格、すべてを兼ねそろえた正に女神・・・誰であろうこの私が、心奪われ魅入ってしまった。」
「辛酸を味わい、自分の思いあがった部分を見事に打ち砕かれたのだ。」
「私の栄華は地に落ち、次の年にリベンジを果たさんと美の研究に没頭した。」
「ドレアにメイクに髪型・・・・」
「だが・・・ディーナは二度と大会には出ることはなかった。」
「たった一度しか出場していない彼女だが、それが余計に謎めいて伝説となった。」
「世の中では美の賢人と謳われて久しい私が、唯一認めた美の女神。それがおぬしの母であるディーナ女王なのだ。」
お母様がコンテストに?・・・あのお母様が・・・
「ディーナの娘であるおぬしが私のファンと聞いた時、なんとも表現し難い感情が抑えられなくなってしまった・・・」
「おぬしには本当にすまぬ事をした。詫びのしるしに、この杖を受け取ってはくれまいか?」
「ルシェンダの杖だ。そこいらで売っているレプリカとはちがうぞ。私が愛用してきた本物だ。しかもサイン入り!」
「美容院に行く際にこの杖を持ってゆくがよい。さすれば、世界各国の美容院においてすべてのサービスが、いつでも無料で受け放題になるであろう。」
お母様の昔の話を聞いて、驚きのあまり怒りもすっかり消えてしまっていた。
「それから、ディーナ女王にくれぐれもお伝えしてほしい。さえずりのみつが切れてしまったので、また送ってほしいと・・・」
(。´・ω・)????
ルシェンダの杖を片手に、執務室をあとにし、早速美容院に・・・
真夏の熱く長い一日がようやく終わった。
突如コンテストに舞い降りた謎の女神。
突如コンテストに現れた謎のグラコス女。
親子揃って、伝説を残す事に・・・
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どうした?
突然わらわを見つめおって。照れるでわないか。
後にお母様より聞いた話では、若気の至りで、単純に好奇心からコンテストに応募して参加したそうだ。
もちろんお忍びで。お母様にとって唯一の冒険と言える思い出だったらしい。
やはり、血は争えぬものよのう。
実は・・・ここだけの話だが・・
コンテストの一件後、お母様よりヴェリナードに伝わる美の秘伝を教っておってな!
更に磨きがかかったわらわの美貌も、その秘伝のおかげと言って過言ではない。
当然お母様ほどではないがの。
・・・・知りたいか?
ヴェリナード城下町宿屋の、本棚にある本を調べてみるがよい。
そこにちょっとだけ、わらわの美しさの秘密が書き記してあるぞ。
☆女王ディオーレ青春日記☆特別編!
おわり
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最後まで御覧頂き有り難うございますm(__)m
前回に引き続き☆女王ディオーレの青春日記☆特別編!最終話を投稿いたしました(*´ω`*)
特別編!全四話でしたが、いかがだったでしょうか?
個人的妄想が先走ってしまい、上手に表現できない部分もあったと思います><
それでも、皆様のいいね!大変有難く頂戴致しました(≧▽≦)
気が向いたらお話の続きを投稿するかもしれません。
その時もまた懲りずにお付き合いくださいm(__)m
それまで、皆様。
良い旅を!(''ω'')ノ