とあるブログから共感したので…
先日最強の日に、ある野良にパラで参加した時に緑玉を出していた僧侶さんで未討伐らしき方がいたのでお誘いしました。「何とか今日初討伐頑張りましょうね!」と声を掛けて何とか頑張ろう!と息巻いていました。
すると私は緑玉を出していたので、ある魔法使いさん二人組に誘われて、「常闇の~」と称号が付いておられたのでお任せできると思いその方々のPTに二人でそのまま入らせて頂く事にしました。
一戦目、開幕が僧侶タゲか魔法タゲか分からない状態だったので僧侶さんと魔法使いさん一人は後ろへ下がりました。するともう一人の魔法さんが壁に入ってきて、実はその魔法さんがタゲでした。
通常攻撃でその魔法さんは沈み、そのまま今度はもう一人の魔法さんにブレスを吐き、仁王立ちが間に合わなかったので全滅しました。よくある事といえばよくある事なのですが、全滅後にその飛び込んで死んだ魔法使いさんが未討伐の僧侶さんにこう言いました。
『あなた、称号持ってるんですか?』
当然未討伐の僧侶さんは「いえ、これからです」と答えました。
『やっぱりね。称号持ちだったらあそこは僧侶が突っ込むものですよ。』
『称号無いのに最強なんて無理ですよ。迷惑です。』
「では抜けます本当にすいません」と言って僧侶さんは抜けてしまいました。
ちょっとこれには突っ込み所があって、あなたの言う理論で行けば最強はいつまで経っても倒せないじゃないかと振り返れば笑う所なんですが、その時の私は何だか自分の動きを棚に上げた上から目線に無性に腹が立ち、
「私がこの方が未討伐だったので一緒にやろうとお誘いしたんです。」
「それなのにあなたの言い草は最低ですね。抜けさせて頂きます。」
普段は野良であっても自分から抜けるなんていう事は絶対にしないのですが、この方には本当に腹が立ってしまいました。そしてその後、同じ僧侶さんを再度PTにお誘いして、「称号PTのみ」と書いていない称号持ちの魔法使いさん二人を誘って見事初討伐を一緒に迎える事が出来ました。
称号という物が人をおかしくさせるのか急に偉そうになる人がいます。現実社会でも今まで平社員だった同期が昇進したとたんに妙に上から目線になるようなもので、人間の愚かさを如実に表す行為ですね。
たまたま偶然何とか1回倒しても「称号持ち」。100回倒してても同じ「称号持ち」。称号なんて何のアテにもならないのにやたらとそれに拘るのは滑稽な話だと私は思ってしまいます。
どんな人だって「称号無し」からスタートしているのだから、その時の自分の気持ちに立ち返ってみたら、未討伐の方に偉そうに振舞う事がいかに相手を傷つけるか分からないといけません。