2.1メインストーリークエスト、真セレド編最終話。真セレド編は5話を通じてシナリオボスが1体と試練の門の1体だけであるが、これはどちらも最終話でのみ出てくる。
そのストーリークエストのボスは邪教祖サダク。セラピストを名乗りながらその実は大魔王の手下であり、子供を失って悲しみに暮れる親たちの心情につけ込んでセレドの町を偽りの世界に侵食させようとしていた。
ボスはけもの系で、ゾウのような見た目である。通常攻撃も2回連続攻撃であり、はげしく斬り裂くでの4段攻撃、はげしいおたけびといった物理攻撃主体で攻めてくる。他にマホカンタ、マヌーサ、のろいの言霊という搦め手も使ってくる。特に危険なのははげしいおたけびで、受けると守備力無視で250~300もの大ダメージとなる。
攻撃力が高い上に多段攻撃まで仕掛けてくるので、守備力を高めて対抗する他ない。そのため、レベル91のパラディンで挑んだ。
パラメータは特効武器の槍装備で攻撃力466、守備力692。スティック装備で攻撃力305、守備力728である。達人のオーブの効果により、けもの突きのダメージが2.75倍となっているため、こちらからはけもの突きを軸にして攻めることにした。
通常攻撃で受けるダメージは合計で160程度と決して小さくない。しかし、戦闘開始直後にスカラを2回唱えてしまえば敵から受けるダメージはほぼ10以下に抑えられた。さらにキラキラポーンをセットすれば幻惑も呪いも怖くない。セットを終えたところで槍に持ち替え、けもの突きを繰り出していく。
このけもの突きだが、一度の攻撃で与えるダメージは350~400と多く、会心が入ると1500以上もの特大ダメージを与えることができる。敵の守備力はこれまで倒してきたボスの中では高い方だが、ダメージ効率はすこぶる良い。また、職業の証の効果により、時々武器ガードが発動したときにはカウンターでマヒさせることもできた。
敵のはげしいおたけびは非常にダメージが大きいので、敵のログは常に注視するが、戦闘中にはげしいおたけびを3度食らってしまい、HPを半分程度持って行かれた。2回連続ではげしいおたけびを受けようものなら死亡する危険もあったが、幸い2連続で使ってくることは無かったので、リベホイムを使ってじわじわ回復させた。マヌーサとのろいの言霊はキラキラポーンで無効、マホカンタはこちらが呪文攻撃をしないので無駄行動となる。
怒り条件はバージョン2の他のボスとほぼ同じで、残りHPが50%、25%、10%の3回である。怒った状態からはげしく斬り裂くでの4段攻撃を受けると合計で140程度受けるので、ロストアタックは欠かせない。
はげしいおたけびを受けた直後など、HPが半分以下になることも少々あったものの、大ピンチには陥ることは無かった。
討伐タイムは13分20秒24。2万以上ものHPを持っているにしてはかなり速いほうだっただろう。まさにけもの突き様々である。
ボス討伐後、ダーマ神殿に移動してクエストの行く末を見守ったが、ここは非常に感動的だった。
これでセレド編のクエストも全て完了、残るはメルサンディだけである。