グーギの冒険日誌

申し訳ないが先入観で石つぶてを軽んじるのはNG。
それと、石つぶて使いを煽りと受け取るのもNG。
未だ石つぶては評判が良くない感があるので
この特技の絶大な魅力を私は語りたい。


この特技のメリットは
･必ず当たる(必中拳やビッグバン、ジゴスパ等と同じ効果)
･出が早い(特別優秀ではないものの、全体では非常に優秀)
･素手特技で岩石落としと並び最も射程が長い(ずば抜けてはいない)
･土属性固定ダメージ(軽減手段が少ない土、ロザ狩りなので1ダメで十分)
･消費MP1(マホトラ、会心GによるMP管理の負担を最終局面で和らげる)
･モーションが地味(敵に訪れる突然の死)


5個ものメリットがありますね。特に重要な順番に上から並んでます。
必ず当たる技の強さは言うまでもありません。水流の構えはもちろん
環境上、非常に増えた盾持ちにガードされませんし、
誰もが持っているみかわしに左右されません。運要素の排除を行います。
爆裂も大体当たりますが、スカラ鎧にMISS連発や、水流の構え、
アクロバットスターに全段みかわしはあるので、実質こちらが上。


出の早さは爆裂以下ですが、逃げる敵に対しては石つぶての方が
射程が長いので早く発動したりします。というのも、爆裂拳には
例えるならサイクロンアッパーのように、逃げる敵に対してやたら
もたつくような追いかけ方をした経験のある方は多いと思います。
密着型の射程というんでしょうか？パラ的に分かりやすく言うなら
逃げる敵にさみだれ突きをしたときのように、スムーズに特技が
発動するので、こういうとき非常に使いやすい。
また、ないよりある射程と逃げる敵への反応速度のよさから、
爆裂じゃ倒せないが石つぶてだから倒せた、という瞬間や場面が
常に戦場に生まれる可能性がある訳です。


固定ダメージと言うのは、この場合石つぶての強さが
相手がロザリオを発動したHP1状態という前提であるため、
1ダメージが必ず出る、これで十分です。そして、これを
0ダメージにするには土属性を鎧と盾で滅茶苦茶に盛る必要がある訳です。
現実的ではありませんから、強力な土属性特技が増えない限り、
0ダメージの心配はないです。


最後はそんな重要じゃないんですが、消費MPが1です。
石つぶてを乱用する場面がまずあんまりないので、爆裂と比べて
1回につき3ずつMPの差が広がるってことなんですが、これが敵から
マホトラや、しつこいGFを受けて会心Gを何度か貼りなおすことになる際、
大防御や達人のためのMP確保にわずかに貢献します。
特にGFは決まる度こちらのバフ剥がし＋必ず使う会心GでMP10消費なので、
ぶっちゃけMPブレイクよりMPブレイクしてる。消費8のリベホも
使い辛くなるしたまらん。


しかしデメリットも存在するので、爆裂を選択することもあります。
･石つぶての最大ダメージでもリベホ、ポルカの回復量に負ける
･基本爆裂で赤字を狩るので、ロザを見て咄嗟に出せるようになる必要がある
･かばうもBGも貫通しない(性質的にはビッグバンやジゴスパに近いです)


基本はこんなところ。3つ目は知ってればデメリットでもなんでも
ない気はします。貫通する必中拳やオオカミが特殊な方ですし。
後は、今はないですが、今後奇跡の剣の様な武器が出れば
死に際にペチされて微回復され、爆裂なら倒せたのに…という状況が
生まれるかもしれません。



9回GPはこの特技で、柱付近の爆裂じゃ引っかかってしまう
位置の逃げている敵に3回。敵陣で戦士が盾をしている中での
後ろでSHTギガブレ、無心を狙っているバトに1回。
そして、敵陣で達人の最中のレンに戦士のかばうよりコンマ数秒の差、
射程を生かした素早い投げで1回、石つぶてでしか倒せない
状況にあった敵を倒すことに成功しました。
後は爆裂でも倒せるような敵にしか投げていませんが、
いずれにせよ、ロザ狩りに関しては射程と必中効果から、
爆裂拳の完全上位互換技として機能したと実感しています。
ただ、コマンド選択配置等から咄嗟に出せるのは爆裂拳なので、
必ず石つぶてを使っていた訳でもないのですが。

幻惑中に敵を倒す手段としても、石つぶては有能です。
岩石落としではMISSするのに石つぶては必ず当たる。
これは敵を追尾する魔法弾と言う認識で間違いないでしょう。
ただの石っころにMP1使うの変だし。


石つぶて自身は弱小特技ですが、このようなメリットが存在し、
コロシアムでも使える特技であることがお分かり頂けることでしょう。
爆裂では出来ないことまで手を広げることができるのが石つぶて。
たった数回の活躍でも、たった数回の勝利は石つぶてが有利に事を
運んだのです。

2017/8/22追記
降魔の鎧許さんからなほんま