グーギの冒険日誌

りっきーに言いたいことはあるにはありますが
りっきー以外の裏の人たちにも言いたいことはありますし
りっきー1人を責めるは酷と言うもの。良くやってくれたと思います。
おつかれさまでした。

5周年記念のテーマですが、5年前のことを絡めて
暗い話題になります。そこにブラウザバックがあるじゃろ？



私はバージョン3の中で最もやってはいけなかったと考えていることに
氷魔フィルグレアを登場させたことを真っ先に考えます。
このような「サポートでは勝ち目がないボス」というのは、
正に5年前、1人でドラクエ10をしていた人たちの記憶に残る、
冥王ネルゲルと天魔クァバルナを思い起こさせるものでは
ないかと思います。


実際にサポで勝てないという訳ではないですし、自身はサポで
この3体を討伐できました(フィルグレアは2垢ですが)。
ただ、相当な努力、相当な苦労、多少の運、それと、戦い方に
しっかりとした戦術も必要であったことは事実であり、
万人に越えることができるボスではありませんでした。

実際に、越えられないプレイヤーが沢山生まれてしまった。
ストーリー進行上倒さなくてはいけないボスであるにも関わらず、
倒せない。これはRPGでは決してあってはならないことです。

5年前はスキル振りなおしができませんでした。
天使の守りを振ってなければPTを組んでもらえません。
ギガスラッシュやオノ無双、渾身斬り等を手に入れると、
代わりにHPのパッシブやロストアタックを失うことになります。
どうせ知らない人と組むなら、より強い人とが良いだとか、
そもそも、本気で冥王や天魔を倒したい！という活気に満ち溢れている中
所謂、「ハズレスキル」をつかまされた人たちが除外されるのは
残念なことでありながら、必然であったと思います。
冥王を倒し、EDを見て、貴重なルーラストーンを得ること。
当事冥王を越えて最強とされていたクァバルナを倒すこと。
これはプレイヤーの目標になりやすかったからです。
これが改善されるのに2ヶ月程費やしました。
サポは今と比べると凄まじくアホで、旅芸人がバイシオンを
使わない、呪文速度錬金よりMP消費が浸透していたため、
僧侶が呪文詠唱中に味方が死ぬ等は当たり前のことでしたから、
プレイヤーの力が最重要だったあの頃、スキル振りを間違えれば
冒険が終わってしまうこともありました。
(フレに格闘に振ってしまったためキャラを作り直した人もいます)

フィルグレアには、5年前のボスのようにはなってほしくなかった。
一部の人たちには手ごたえがあり、楽しめるボスであり
ほとんどの人には楽しめないボス。そういうものは、何か形を変えて
出てもらうべきだったのだと思います。
ストーリーのボスとなると、話の続きを早くみたいだけなのに
普通のドラクエのようにレベル上げではどうにもならないし、
1人でストーリーのムービーを長々眺めたり、感情移入するような
タイプの人達にはただ辛いだけのものではないでしょうか。
私も倒せこそしましたが、2垢での手数の多さこそあれど、
サポート仲間にバトルレックスを必ず入れるという
(ぶっちゃけて言えば)縛りプレイを課しているため、
物凄く辛かったです。彼は強いのだが、隼斬りの硬直が異常に
長いので、被弾率が凄まじいです。

達成した時、冥王と天魔をサポだけで、それでいて天地の構えに
振った為に天使の守りがない僧や旅芸人で倒した時と同じ嬉しさを
感じたのは事実ではあります。この感動は5年前、多くの人が
味わうことができず、アストルティアを去る要因になったのでは
ないでしょうか。5年前、1人で遊べるドラクエというものは
最初の内だけ、若しくはのんびり進めて1.1が公開されてから…
なんてものだった気がします。




魔塔やコロの放置、真刃ゲーの加速、言いたいことは
いくらでもあります。私は何よりも、プレイヤーのことを
何も考えていない、フィルグレアという存在がバージョン3の中で
最も許せなかった。ストーリーのボスを簡単にしろなどとは
言いませんが、数でごり押して圧倒的な力で押しつぶすだけの
ボスなんて簡単に作れます。バトル調整班の悪ふざけではないか？
とまで考えた程です。


もう、5年前のようなボスは生まれてほしくない。
個人的にはダクキンとスーパーキラーマシンも嫌いです。
スパキラはああいう敵じゃないと勝手にイメージで
思っていましたから…2本の剣と2挺の弓、背中の大砲で
殺戮の限りを尽くす完成されたキラーマシン、そんなイメージでした。
何かんだ、バージョン4ではゾーマも出ますし、どんなボスが出るかは
いつも楽しみにしているところです。5周年おめでとう＼・。・ノ