以前、高校一年の時に起きたバレンタインの出来事を書いたが今回は高校二年
甘酸っぱいおもひでを晒してみようと思う
高校一年のバレンタイン
全校シャレオツ選手権2位の成績を収めながら
ジャイアントカプリコイチゴ味(マジックで義理の二文字)
一つに終わったオイラ(厳密には母ちゃんから貰ったので二個)
その時何故貰えなかったのか
これを情報屋女子より情報を入手し対策する事にした
調査の結果
【柄が悪い】
との事だった…
その日より、柄が悪いと誤解される元凶となったピアスも外し
女子が荷物を持っていると率先して荷物を持ち
美化委員に立候補し校内美化に努めた
その結果
チョロい女子らの風向きが変わり、柄が悪いと誤解されていたギャップもあり
未だかつてないモテ期が到来したのである
浮足立つバレンタイン直前
オイラには勝算があった
いくつかの女子グループから甘い物が好きか?
何が好きかのリサーチを受けたからだ
少なく見積もっても10個はある…
オイラは再度大きな学校指定バックを空にし持参し万全を期した
当日の放課後
オイラにお呼びがかかった
オイラは極力自然に呼び出しに応じ理科室前に向かった
理科室前に着くと
真ん中には見覚えのある一年時のクラスメイト
その子を取り囲むように殺気だった視線をオイラに向ける女子グループ構成員
元クラスメイト「これ…受け取って下さい////」
彼女の手には
コストコのピザ位ある大きさの箱、中身はアップルパイ(手作り)
【これ…バックに入らんな……】
その子にお付き合いする気がない旨を伝え
お返し出来ないけど受け取っていいか?と尋ねると
是非との事だったので頂いた
その刹那グループ女子の複数より
「なんで◯◯じゃダメなん?!可愛いじゃん!」
「付き合ってあげなさいよっ!」
「好きな子いるの?!誰よ!?」
罵声を浴びせられた
ただ一つ言っておきたい
【女子の言う可愛いはアテにならない】
オイラは咄嗟に学年でも有数の可愛いさを誇り
トップクラスの頭脳を持つ女の子の名前を適当に答えた
鳴り止まない罵声を尻目に
オイラはその子に重々お礼を述べその場を後にした
だってまだあと何個かくるから
しかし
待てどもそれ以外に声はかからなかった
オイラはバックに入らないコストコピザサイズのアップルパイを両手に下校した
数日後
この事がキッカケになり学年有数の可愛い子ちゃんと付き合う事になった
が、彼女の口から恐ろしい事実を聞かされた
バレンタインにオイラを呼び出した女子グループ
バレンタインに元クラスメイト以外が渡さない様に
渡しそうな子、グループに圧力をかけていた
それに加え学年有数の可愛い子ちゃん(彼女)も
上靴に画鋲、隠される等の嫌がらせを受けていた
【漫画かよwwwwww女子グループこえーwwwwww】
元クラスメイトの子の指示とは思いたくないが
女の子は怖い…そう思った…
ちなみにその元クラスメイトの子に昨年末バッタリ会った
横には中学、高校と一緒につるんでいた男友達
なんでも結婚したらしい
当時の事は胸に秘め
二人に「お幸せに^ ^」と伝えた