12月某日
オイラはお腹が痛くなっためミーティングを欠席
一路、映画館へ向かった
この日はスターウォーズの公開日
これ以上優先される事など何もない
売り上げ見込みなど検討している場合ではない
適当にオール達成で資料をメールしとけばいいのだ
売り上げが達成しなかったら謝ればいいのだ
席も中央特等席を仕事中に予約(仕事しろよ)
いよいよ永らく心待ちにした映画の幕が上がった
映画鑑賞に没頭するオイラ
しかし、1つ懸念材料があった
持病である【映画のいい場面でしっこしたくなる病】だ
しかし、この日のオイラは違った
中盤の話の筋が読める箸休めシーンで大急ぎで用を足した
残り一時間半、オイラは勝利を確認した
物語も終盤
オイラは旧作からのファンには堪らないシーンに涎を垂らしていた
刹那
そんな馬鹿な…
奴が襲ってくるなんて…
尿意だ
劇中でも戦闘が行われていた
オイラもくしくも共に戦う羽目になったのである
敵は尿意
容易い相手ではない
しかし、フォースを覚醒したオイラならきっと勝てる
今席を立つわけにはいかない
いざとなれば暗いし飲み終わったペットボトルもある
しかしこの尿意は以前、高速道路の事故で高速道路に数時間閉じ込められた時に対峙した尿意に勝るとも劣らない強力な相手だ(高速道路での尿意との戦いははるか昔の日誌参照)
オイラはペットボトルのキャップをあけ万が一に備えた
映画はもう終わりスタッフロール
しかしここで立つわけにはいかない(最近の映画はスタッフロール後に何かあったりするじゃん?)
しかしもう限界
皮があったら先をつまみたい
余りに強大な敵に心折れかけた
しかし勝った