～ロクサス～の冒険日誌

絶賛アニメブームなオイラ
特に定型を作る際にローランド師匠と肩を並べる師匠

そう、キリト師匠が主演するアニメにどハマり中である
(オープ二ングのアリスたんの小走りが萌えっ！萌えっ！




そんな話しを知人にしたところ
『えっ？wアニメ？w』
臭いものでも見るような表情


オイラはこの偏見が大嫌いだ
オイラは自分が面白いと思えばそれが時代劇だろうがハリウッド映画だろうが
アニメだろうが関係ない

そんな人に限って、趣味がサーフィンだ映画鑑賞だクラシック鑑賞だと言うと
『へー、カッコいい！』など宣うのだ

そんなやつには好きなクラシック曲聞かれたら
とりあえず全部モーツァルトでケッヘル番号で答えとけばいいのだ
中身など気にしちゃいない小難しい事を言っとけばいいのだ









遡る事高校時代
オイラはモテるためオシャレには余念がなかった
ファッションを楽しむのではない、全てはモテるため


休み時間には毎日、メンズノンノ、スマート、チェックメイト、流行通信
を読み漁る

イージーな女子達の噂話が聞こえてくる
『6ちゃんてオシャレだよねぇ…(惚』
オイラは気持ちよかった




そんなオイラの友達に
毎日、休み時間にはゲーメストを開いて読み漁る福ちゃんがいた

周りの目など一切気にしない彼

当時、大和の白ケンとして恐れられていたオイラとは
大のストⅡ仲間だった

彼はミスチルの桜井似の爽やかルックなのに
ゲーメストを読んでいるだけでオタクとして蔑まれていた









文化祭、校内のカッコいい男子コンテスト的なもので
下級生の部でランクインした福ちゃん

生徒会役員で後輩にも優しかった彼のランクインは
オイラからすれば当然だった

後輩女子達に福ちゃんのオタク気質が知られていたかは定かではないが
例えそうだったとしても彼には優しい性格と爽やかなルックスがある



しかし、福ちゃんの名前が呼ばれた瞬間
湧き起こる同級生女子からのブーイング

普段はそんな風評を全く気にしない福ちゃんも
バツが悪そうに俯いていた





オイラの怒りは最高潮に達していた
しかし、ここで彼を擁護すればバラ色のモテキと決別することになる…












オイラは叫んでいた
『うるせーぞ！』

体育館にこだまするオイラの声
一緒の静寂の後
福ちゃんに向けられていた同級生女子のヘイトは一瞬でオイラに向かった

凄まじいブーイングを受けるオイラ
女子って怖いホント怖い



福ちゃんを見ると口に人差し指を当てて黙るよう即すジェスチャー
こんないい男がこんな扱いを受けるなど理解できない

この後、どうなったかは覚えてないが
ヘイトの中心にいた同級生女子相手に確かまだ何か叫んでいたような気がする
勿論その子とは以来、犬猿の仲である


先日、同窓会でその同級生女子と久々に会う機会があった


































めちゃ可愛いかったのでやっぱあの時黙っとけばよかったと思った