～ロクサス～の冒険日誌

オイラの会社の近くに美味しい定食屋さんがあって

そこの回鍋肉をよく食べるのですが

オイラ食べる時に『うまっ！うまっ！』

とブツブツ言いながら食べるので

周りからよくこいつ頭大丈夫か？という目で見られるのですが




ある日、煉獄さんばりに

『オイシイ！オイシイ！』

としきりにブツブツ片言で言っている人がいて

シンパシーを感じたオイラは

『ここの回鍋肉美味しいですよね！』

と喋りかけたところ

この男性、中国の方だそうでご自身でも中華料理店で腕を奮っているそうで

日本人の口に合わせるために大変苦労されたとの話を伺った(超長かった


別れ際に是非うちにも来てくださいと言われ

その男性が苦労して創られた料理を是非食べてみたいと足を運びました




お店に伺い席につき

ここでも回鍋肉を注文

その男性が厨房で鍋を振るっている姿を見て

ワクワクしながら待つ事数分

オイラの前に回鍋肉が運ばれてきました


配膳に来たおばちゃんも中国の方のようで片言で

『コレカケタラオイシイ、コレカケタラオイシイ』

としきりに自家製七味をオススメされましたが

オイラは出てきた料理はそのまま頂くのがモットーなので

角が立たないよう

『辛い物が苦手なので結構です^ ^』

とお断りしていたところ

そのおばちゃんが

『コレカケタラオイシイカラ、コレカケタラオイシイカラ』

勝手にドバドバ七味をかけはじめました…





男性が苦心して創られた味をそのまま食べたかったオイラは

海原雄山なみの鬼の形相でおばちゃん腕を掴み

『ちょまてよ』

七味をかけるのを強引に静止しました






ここで自分の所業に気がついたおばちゃん

『ゴメンナサイツクリナオシマス』

しかし作り直してもらっても

今ある料理は廃棄されてしまう

育ちが貧乏なオイラはそんな勿体ない事出来ないので

そのまま七味のかかった料理を頂く事にした







完食した後も怒りの収まらないオイラ

無言で七味おばちゃんにお題を払い

終始不機嫌でご馳走様も言わずにお店を後にした











しかしその後、冷静になって考えると

おばちゃんも悪意があった訳ではなく

よかれと思ってやった事



大人気なかったなぁ…と反省したオイラは

せめてものお詫びにと改めて正に今、そのお店で食事しているのですが
































































今日もおばちゃんに七味をぶっかけられました（かけちゃらめぇ