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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 131

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レオナルドの冒険日誌

2022-09-03 08:26:22.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版 黄金の意志』その54

「…あ~…そこはちょっと…私が勝手にやったことで…耳が痛いのだけれど…」
セ~クスィ~の視線に冷たいものを感じ、冷や汗を流しながらちょんと飛び出した人差し指で頬をかくおきょう。

「責めるつもりはない。素晴らしいプログラムだ」
言葉遊びのような話ではあるが、あのプログラムは戦闘能力を奪う為のものではない。
ハクギンブレイブが戦いに巻き込まれないよう、戦いから遠ざける事で護るために作られたのだと、今のケラウノスにははっきりと断言できる。

「あらまぁ…ありがとう」
てっきりケラウノスからも詰らるものと思っていたおきょうは素直に礼を返す。
「それ故に疑問が残る」
「何かしら?」
「それ程の技術があれば、ハクギンブレイブの改修時、貴方方に都合の良い人格プログラムを植え付け、尖兵とすることも出来たはずだ」
目覚めた途端、敵対する可能性だって充分にあった。リミッターをかけるなどという、確実性と有用性に欠け、時間とコストに見合わない手段をとった理由を、ケラウノスはどうしても知りたかった。
それはきっと、創造主に逆らうなどという矛盾を抱えた自身を理解することに繋がるはずだ。

「私達、アストルティアの民は、あなた達に比べて格段に弱い」
一見、何の関係も無さそうな話をおきょうは切り出す。
「まぁ、セ~クスィ~みたいな例外も居るけれど」
「…おい」
思わず突っ込むセ~クスィ~におきょうはクスッといたずらな笑みを浮かべて先を続ける。

「だからといって、いえ、だからこそかしら。モンスターであれ魔族であれ、言葉を交わせる相手と、理解し合う事を私は放棄したくない」
「言葉を、交わす…」
「そう。会話が、私達の一番強い武器だもの。いつかきっと、それこそ大魔王とだって分かり会える日が来ると私は信じてる。まぁ、ケルビンみたいなわからず屋もいるけれどね。これはその、予行練習といったところかしら?」
ケラウノスはおきょうの言葉を慎重に噛み砕き、飲み込んでいく。

何故自分があのとき、ケルビンの命令を撥ね退けることができたのか。
あれはきっと、フタバと共に過ごした時間、交わした言葉が与えてくれた奇跡だったのだろう。

ケラウノスは求める答えが得られた満足感から、フタバに後程問いただすつもりだった『あの話』が頭からすっぱ抜けてしまう。
そのツケを支払うことになったのは、僅か一ヶ月後のことだった。
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