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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 131

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レオナルドの冒険日誌

2023-07-25 13:57:14.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『インビジブル』その1

昨日のクエストは散々だった。
古のグランゼドーラ、不死の魔王ネロドスの脅威に晒された時代にまつわる遺跡の発掘調査隊の護衛。
しかしもはやそこでの調査は散々回数を重ねており、とうの昔にモンスターは狩り尽くされ、あくびを噛み殺すのが主な仕事となるはずだったのだが、突如崩落した壁の奥、未開の空間から大量のあやしいかげが飛び出し、さらなる崩落を警戒して爆薬を思うように使えない中での戦闘を強いられた。
フツキと二人でなければ、危うかったかもしれない。
予定よりも長引いた為、マイタウンのゲストハウスで互いの労を労い、酒を飲み交わすうちどちらからともなく机に突っ伏したところまではぼんやり覚えている。

「おい!起きろマージン!おいってば!大変だ!!」「んんん…ティードさん…あれ…何か…身体固くなった…?駄目だよ…アカックブレイブに付き合ってたら、どんどんムキムキに…」
「それはテーブルだ馬鹿たれ!」
フツキの大声に、寝ぼけ眼で抱きついた机からバランスを崩して尻餅をつく。
「うぁ痛ってぇ…て、何じゃあこりゃあ!?」
ようやく異変に気が付いたマージンの驚きの声が、マイタウン中に響き渡るのであった。

「…というわけでして」
「ううむ…にわかには信じられんが、声しか聞こえんのが何よりの証明か…」
傍からすれば、セ~クスィ~の独り言に見えるだろう。
しかし、確かにその眼前の虚空から、声は返る。
「で、その、声だけでは解り辛いんだが…マージンは何処だ?」
「そこなんです!!」
「おおう?」
「アイツ、自分が透明になったと分かるや否や、歓声上げて飛び出して行っちまって!」
ああ、そういえばそういう奴だった。
セ~クスィ~は予想を裏切らないマージンの行動に目眩を覚えて額を抑えるのであった。

「しかし、今からアズラン温泉に向かった所で、もう既にマージンは凶行に及んだ後ではないか?」
生憎、アカックブレイブの愛機ドルストライカーは一人乗りである。
サイドカープリズムに跨り現場に急行する道すがら、空席に見える助手席に声をかける。
「大丈夫だと思います」
「ふむ?」
「きっと助平兵団の面々から妨害を受けて、辿り着けていないでしょう」
「妨害…連中の結束は堅いと思うが…」
そうそう容易く崩れるような連携であれば、これまでドルブレイブも苦戦はしなかった。

「…それに関しては、俺の判断ミスといいますか…」セ~クスィ~を頼る前、フツキは状況を何とか解決するべく、ある男のもとを訪れていた。
「少々お待ちを…え~っと、何処に…確か…この辺り…よいしょっと」
事情をかいつまんで話したところ、魔術工房の主、ブラオバウムは山と言っても差し支えない散らかったテーブルの上に文字通り頭を突っ込んで、やや丸みを帯びた角縁のメガネを探し出す。
「オカルトメガネでも反応なし。ふぅむ、お亡くなりになったわけではないようですね」
状況の整理は肝要であるが、なかなかにご無体な事を言う。
「なるほど、実体もある…ふむ…僅かな魔力を感じますね…まさか…いや、間違いないでしょう…とすれば…」
ブツブツと独り言を並べ、ややあって振り返ったブラオバウムの瞳はキュピーンと怪しげな輝きをはらみ、その手には虫捕りにしては大きいタモが握られていた。

「この効果、失われし古代呪文の一つ『レムオル』の可能性があります」
「ちょっ…先生…?」
「後学のため、ぜひとも実験た…いや、研究にご協力を…」
「実験台!?実験体!?なんにせよろくでもないこと言おうとしましたよね!?」
フツキの姿が見えないのが幸いして、からくも脱出に成功し、今に至る。
「………今や、オレとマージンは古代呪文復活の鍵を握る貴重な研究サンプルと言うわけです」
「なるほど、行先の知れないフツキ殿と違い、マージンなら、向かう先は想像に易い。しかし、そうなると連中よりも先に、マージンを抑えねば。飛ばすぞ!」                   ~続く~
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