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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 海賊
レベル
: 137

ライブカメラ画像

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レオナルドの冒険日誌

2025-05-06 17:53:47.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『ぶらりご当地バイト飯 その5 アクロニア鉱山のがんがん鍋』

それは季節外れの雪がちらつく日のこと。
「いやぁ、助かったぜ嬢ちゃん!」
「あらま、嬢ちゃんだなんて御上手!」
親方のホッツィをして、臨時アルバイトの働きぶりは目を見張るものがあった。

「せやけど、おだてても何も出ぇへんでぇ!」
花模様のヘルメットをおろし袖をまくって、ふん、とポーズを決めれば、まるでたんこぶのように控えめな力こぶがポコッと二の腕から頭を覗かせた。

プクリポとドワーフ、種族差による筋肉のつき方や外観的差異はあるとはいえ、細い手脚の何処からあんな力が湧き出てくるのか。
「ほんと……えらい馬力やったで、あのおなご!」
そこかしこ、鉱員たちも口々にピッピンコの働きぶりを褒め称える。

屈強かつ現場慣れしたアクロニア鉱山のベテラン鉱員たちをごぼう抜きした、ルージュ色のネコ車。
打ち立てられた坑道最速の伝説、刻まれた頭文字Pの名は今後も書き換えられることはないだろう。

「ほい、今日のお給金な。そうだ、ついでにまかないも食ってきな!」
「おお!さっきから甘~い香りが気になってたんよ~。有り難いわぁ」
鉱員詰め所に充満する胃袋をくすぐる味噌の香りは、ダルマ式ストーブの上に鎮座する寸胴鍋から漂ってくる。
鍋の外周、底から中ほどまでは繰り返し使い込まれたことにより艶やかな飴色に染まっており、否が応でも期待は高まる。

「はいどうぞ」
「おおきに!!」
いそいそと鉱員たちの列に加わり、やがてシスター・マレレから湯気香り立つ椀を受け取る。

「これぞアグラニ鉱山名物、がんがん鍋!山神イプチャルさまの恵みに感謝、感謝だ。ガハハ!」
もとは一斗缶を鍋代わりに、ストーブをがんがん炊いてがんがん煮込み、がんがん食べて、がんがん語り明かす。
そうして英気を養い、また明日からがんがん働くという由縁で、この名が付けられたという。

ホルモンにたまねぎ、あとは豆腐のみのシンプルな具材。
ゆえに味噌に溶け出したホルモンの旨みとたまねぎの甘みがガツンと引き立つ。
味噌で煮る、という共通点はあれど、かつてランガーオ村で味わった味噌煮込みうどんとの明らかな差。
こういう出会いがあるから、アストルティアは面白い。

もちろんまずはホルモンから。
姿が霞むほどの湯気をふ~ふ~と宥めすかし、パクリと口の中へ。
「はぁ~、柔らこうて堪らんなぁ……」
噛み締めれば溢れ出すホルモンの滋味と味噌のなんと合うこと。
この場に白米がないことが何とも無念でならないが、さすれば頭とお腹の外周が等しくなるまで詰め込んでしまうに違いない。

続いてたまねぎと豆腐を合わせていただく。
それにつけ、豆腐のしたたかさには恐れ入る。
従順にスープの味に染まりきっていると見せかけて、半歩下がった後ろから大豆のコクを叩き付け、私抜きで鍋が成立するとでも?と、ふんぞり返って舌の上に鎮座する。
たまねぎもまた、煮込みに適した大胆なくし切りで、見た目には形を保ちながらも、ひとたび口に入れればとろけるように滑らかで、しみじみと甘みが広がる。
「……ぷはぁ。ごっそ~さん!!」
正直、塩分が気になるお年頃だが、スープの完飲は不可避である。
「見事な食いっぷりだ!ガハハ!また手伝いに来てくんな!!いつでも大歓迎だぜ!」
「ふふ、そん時はまたがんがん鍋の用意も、忘れず頼んますで~~」
マイピッケルを背負い、にこやかに手を振ると、ドルボードも自身も燃料満タン、どひゅんと帰路に着くピッピンコなのであった。
                     ~完~
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