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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 戦士
レベル
: 134

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レオナルドの冒険日誌

2025-06-29 21:30:56.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『其れは誰が夢の果て』その68

「……何かおかしい。村長はまだ戻らないか!?」
沖の夢幻郷がその色を濃くしたのを皮切りに続く異変に、ミュールは声を張り上げた。
ソウラの従兄弟であるミュールはルシナ村の出納に携わっており、オルカンの不在時は実質的に村を取り仕切る立場にある。

雲に紛れて通過したハクギンブレイブはともかく、村の直上を飛び越えていったヤクト・メイデンドールの巨体は、勿論ルシナの村人達の目にとまっていた。
そしてヤクト・メイデンドールの飛来してきた山の方を見やれば、それが何かをミュールは知る由もないものの、未だ空中に待機飛行中のサージタウスの軍勢が雷雲の如く不穏な空気を振り撒いている。
まさしく前門の虎、後門の狼である。

「自宅には姿が見えない!追って山に入ったという客人たちもだ」
息を切らして浜まで駆けてきた幼馴染にして漁師の一人、セスリからの報告を受けミュールは生唾を飲み込んだ。
山へ逃げるか、海へ逃げるか。

震える掌で眼鏡を押し上げ、ぎゅうとまぶたを閉じて数度の深呼吸。
オルカンの所在を確認したのは、勿論、責任を転嫁する為ではない。
とうに腹なら括っている。
それでも、これから皆に伝える言葉、潮目の読めない賭けの果てがどうなるかを考えると、まるで切り立った崖の上に立っているかのように足がすくんだ。

「…皆!!山の方へ避難するぞ!!!」
ミュールが己を奮い立たせるに要した時間はほんの数秒、しかしその間にも事態は悪い方へと転がる。
あらん限りに張り上げた声はしかし、振動と轟音に塗り潰される事となった。

「敵性個体の再起動を確認」
もう少し眠っていてくれれば話は早かったが、もうルシナ村の浜は見えている。
「このまま押し込む!」
ハクギンブレイブはサージタウスに更に鞭をうち、ほぼ垂直に軌道を切り替えると、銀の指先がメットを引っ掻くも気に留めず、雲に手が届く程に上昇し、やがて頂上から放物線を描いて浜辺へ向かう。

地響とともに極大な砂柱がそびえ立つ。
モモの転じた毛玉による衝撃吸収力を過信して、檻の破壊とよしんばヤクト・メイデンドールの機能停止を図ったハクギンブレイブであったが、敵もそうは易くはない。
「ちっ……」
ヤクト・メイデンドールから離れ、ひらりと宙で一回転しルシナの浜に降り立つ。
それでも殺し切れない勢いに、踏み締めたサージタウスの蹄が4本の線を引き、ブースターの熱に触れた砂が歪なガラス片と化す。

墜落の最中、サージタウスの脚部が融解を始めるほどの出力で圧したが、それでも浮き上がるような抵抗を感じた。
状況をいち早く察知したヤクト・メイデンドールは、重力制御を最大限に発動し、遂には地表すれすれでサージタウスの突進を耐え抜いたのだ。
反重力で巻き起こされた砂柱を割り開くように、悠然と無傷の巨体が進み出る。

光なき眼でハクギンブレイブを見据え、声なき絶叫を顔に貼り付けたヤクト・メイデンドールの頭上に、メラガイアーの火球が2つ、3つと形作られる。
捕らわれているあげはとモモを洋上で放出するわけにはいかないとはいえ、このデカブツを村まで持ち込んだ身としては、これ以上の被害を出させる訳にはいかない。

「超展開!」
ベルトのバックル、ぱっくりと口を開けたスライムフェイスにドルセリン管を叩き込めば、閃光と共にハクギンブレイブの身体が大地の色に染まり、両の手脚の装甲が太ましく変貌を遂げる。
増大した重量にグンと砂に沈む蹄を無理矢理に持ち上げて、サージタウスはヤクト・メイデンドールに向かい駆け出すのであった。
                      続く
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