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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 海賊
レベル
: 137

ライブカメラ画像

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レオナルドの冒険日誌

2025-12-06 01:18:04.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『遥か遠い水底にて』その2(完)

「わたしの城に久方ぶりの来客だというのに、何をしているの!」
新たに戦場に顕れたるはやはり幻魔であったが、その姿は見覚えがない。
遥か齢を重ねた狐の尾のようにひろがる紫の髪、その上に鎮座するふくよかな帽子と携えた両手杖には先に見た鳥の意匠が大きくあしらわれている。
金色の鳥、その心臓をあらわすかのように中心には深紅の宝玉がおさまり、どこか荘厳な雰囲気を醸していた。

「客人よ、失礼しました。わたしは幻魔の王、マガルギ。まずは配下の無礼をお許し下さい」
威厳に満ちた言葉とともに、4つの敵意が掻き消える。
王との肩書に嘘偽りは無いようだ。
め~たは一礼をもってマガルギの謝辞を受け入れる。
やがて招かれた玉座の間は、多少擦り切れながらも赤絨毯が残り、壁面には何本か国旗が掲げられていたりと、幾分か当時の面影が色濃く感じられた。
「さて……目的はわたしが守るロトの勇者の遺品ですね?」
「あの……ええと……ろと?」
向き直ったマガルギにそうは言われても、め~たにはちんぷんかんぷんである。

「わたしは相手が魔族だからといって色眼鏡で見ることはありません。誤魔化さずとも、よいですよ。わざわざこんな海の奥底に忘れられた地を訪ねる理由が他にありましょうか。よもや強制転移呪文に晒され、天文学的な可能性の果てに導かれたわけでもないでしょうに」
「あ~、いやその……」
そのものズバリな来訪理由を有り得ないと吐き捨てられて、何故だか気恥かしくなり頭を掻いた。

「冗談で言ったのですが、まさか本当に!?……くくっ、ふふふっ、あなたというお人は、つくづく数奇な旅人ですね!」
堪えきれずマガルギは腹を抱える。
笑い過ぎたあまり、目尻に涙まで浮かべる有様である。

「ああ、いやいや、お困りのところ申し訳ありません。そういうことであれば、わたしの呪文で送り返してあげましょう」
「助かります!あ、でも……」
我ながら現金なもので、帰る手段が確保できたとなれば、好奇心が鎌首をもたげる。

見知らぬ紋章に、聞き覚えのない城の名前、そしてこの城に眠るという遺品。
しかしそこまで考えが巡って、マガルギの言葉にあった『ロト』なる一族の名を知らぬ事を今更に思い出す。
スメシに視線を送るも、右に同じくと首を横に振った。

マガルギには及ばずとも、魔族として永い時を生きてきた自分の見聞にないということは、すなわち……
「……やはり、魔族であろうともあなたは優しい御方。そうですか、やはり直系の血筋は途絶えてしまったのですね……」
め~たの顔に浮かんだ一喜一憂から、マガルギはロトの一族の末路を悟る。
しかし、僅かな沈黙を挟めど、マガルギに悲しみの色は薄かった。

「残念ではありますが、そも、『ロト』は一人の人間を指し示す言葉ではありません。そして、勇者とは勇気ある者のこと。それは自分で名乗るものではなく、勇気をもって行動する者が、いずれロトと呼ばれるようになるのです。それこそが、ロトの勇者なのです」大魔王マデサゴーラを打ち破ったという、勇者姫アンルシア。
海底離宮攻略作戦で垣間見た、ウェディの少年とオーガの少年。
……そして魔族であると知りながら、私の手を引いてアストルティアを見せてくれたお節介なコンシェルジュ。

ロトの勇者の冒険譚に値する、どんな絶望も打ち砕いてみせる荒唐無稽な御伽噺、その主役たる者たちをめ~たは知っている。
「いち早く帰らなければならない理由を、思い出しました。名残惜しくはありますが、早速お願いできますか」
コクリと頷き、マガルギが詠唱を始めるにつれ、め~たとスメシの身体がふわりと浮かび上がっていく。

「さぁ、お帰りなさい。さて……わたしはこの始まりの地にて、これからもロトの忘れ形見が役に立つ日が来ぬことを祈るとしましょう」
め~たの暖かな表情から、かつての混沌の時代、友ルビスが灯した僅かな火は未だ絶えていないことを知ったマガルギは、柔らかく微笑む。

その笑みに見送られ、め~たは再び呪文の力で蒼天を舞う。
目ではまるで追えないほどの早さで過ぎ去っていく景色の果て、辿り着く場所といえばやはり数奇な旅の出発点である。
「手札は知れた、今度は引っ掛からないから!」
今日はすぐ帰ると、友に約束してしまったのだ。
こんな雑魚に煩わされている場合ではない。
着地の勢いに乗せ、憎き鳥頭目掛けて鎌を振り下ろすめ~たなのであった。
                     ~Fin~
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