目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

星辰の羅刹王

ミャジ

[ミャジ]

キャラID
: PH644-410
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 120

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

ミャジの冒険日誌

2020-04-10 19:31:30.0 2020-10-04 04:06:26.0テーマ:その他

クイーン・ヴェリーナ非公式航海日誌~蒼天のソウラ二次創作②~


  航海六日目

先行部隊からの定時連絡が途切れた。
二艦の両方とコンタクトが取れないと言う状況に、少なくない動揺が走った。幸いな事に、メルー公とアーベルク団長が上手く場を収めた事で大きな騒ぎにはならなかった。とは言え状況が分からない事には変わらない。一部の者達からは連絡が来るまで航行を停止すべきではと言う意見も出たものの、逆に先行部隊が航期を短縮しなければならない何かが有った可能性も有るとの意見も出た為、軍議の主張は真っ二つに割れる形となった。
最終的な結論は探偵殿やJB殿の意見から、ランデブーポイントまでは予定通り航行する事で纏った。

同日夕刻。暗くなっていく艦内の雰囲気を察してか、【ExtE】の面々が突発的にライブを行った。
事前準備は無く、我々に説明も無く。音響も照明もステージすら無い。
そんな状況で突如響き渡った彼女達の歌は、しかしライブと言う他ない最高のパフォーマンスだった。船上を縦横無尽に駆け回り、踊りと歌が響き渡る。即興で花火を上げる冒険者や、乱入して一緒に踊る者。冒険者らしさに溢れたその様子に、私も柄に無く大笑いした。
一部の冒険者がExtEの歌に合わせて入れる奇怪な合いの手はよく分からなかったが。
ともあれ、彼女達のお陰で艦内雰囲気が深刻にならずに済んだのは間違いない。
冒険者達を作戦に組み込んだ事は、やはり成功だったのだろう。


  航海七日目

・・・本当に正解だったのか疑問に思えてきた。

船室の一角で爆発騒ぎが起こった。
駆けつければ、何でも昨日のライブで花火を使い過ぎたから補給しようと調薬していたとの事。
鎖でぐるぐる巻きになりながら笑う冒険者の彼女とひたすらに身内が済まないと謝るオーガの男性が印象的だった。とは言え、同じ事をされては困るので、厳重注意の上で、魔法戦士団に引き継ぐ事に。後で聞いた所によると、弾薬庫等危険物が遠い甲板の一角を作業場として一時解放したそうだ。
嬉々として作業に戻って行った彼女は年相応に見えたが、やっている事は火薬の調薬で有る辺り、彼女も手練れの冒険者だ。

人は見かけに寄らない。


  航海八日目

今日も今日とて騒ぎは起きた。
最近冒険者の騒ぎの対応に向かう事にちょっと楽しみを覚えている事は秘密だ。毒されているとも言えるかも知れない。

ともあれ、今日はシンプルな喧嘩だった。
どちらが勝つかの賭けや野次馬が出来ている事に違和感を感じなくなってきた自分が怖い。どうして冒険者はこうもお祭り騒ぎが好きなのか。

取っ組み合いの喧嘩に見えたそれも当人達にとっては日常的な組手感覚だったらしい。お互いボコボコに殴り合っていたにも関わらず最終的には肩を組んで笑いながら酒を飲んでいた。それが出来るからでこその冒険者なのか。冒険者故にそれが出来る様になったのか。

ともあれ、様々な騒ぎが起こっていたが、それぞれの個性を把握する意味では有意義だったとも言える。これが冒険者流の自己紹介でもあるのだろうか。


  航海九日目

レヴィヤルデから伝書ドラキーが辿り着いた。それによれば、海中で魔族に発見され、大型の水棲モンスターの襲撃を受けたとの事。
撃退の為レヴィヤットのみを先行させ、修理の為僅かな時間浮上したタイミングでドラキーを飛ばしたとの内容が報告書に記載されていた。
ロスウィード殿・アスカ殿両名の迅速な判断と行動に関心しつつ、船団も彼等の先行に追い付く為に航期を可能な限り短縮する事が決定した。先行組が先んじて旅の扉を完成させる等、作戦が前倒しや変更にになった場合を考慮に入れた結果だ。

戦闘が近いと、冒険者達の表情も打って変わり引き締まる。
いよいよ明日、この船団は海底離宮のある海域へ突入する。


  航海十日目

旅の扉を調整する通信手と船上の天地雷鳴士が度々こちらに接続を試みる魔力が来ていると報告をしてきた。
先んじて浮上したレヴィヤットの乗組員によれば、ヤットの冒険者数十名で作戦を進行しているとの事。突入直前にレヴィヤルデと通信が繋がり、早ければ後数刻で突入出来るそうだ。

予想だにしなかった追加戦力も有った。飛竜に乗り現れた『勇者』いや、『盟友』ユルール一行。彼はヴェリナードを救った功績もある信用に足る実力者だ。
飛竜が一直線に旗艦に向かって来た時はあわや魔族の襲撃かと船上が騒ついたが。
セーリア様の一件と言い、本当に驚かせてくれる。

作戦を再検討した結果、海上部隊の一部編成しレヴィヤットに乗艦させ二面作戦で突入する事となった。いよいよ旅の扉も開き、本格的な戦闘となって行く。
私含め魔法戦士団も遅からず人員を送り込む事になる為、一先ずは航海日誌はここで筆を置こうと思う。
この記録が後日役に立つ事を祈る。


        魔法戦士団副団長 ユナティ




いいね! 18 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる