第2話「伝説の宿王」
世界樹を襲った災いは地上では大地震として各地に被害をもたらした模様。
ウォルロ村では王都へ続く街道が崩れてしまったそうで皆困り果てていました。
街道の様子を見に行くリリィですが、そこで王都の兵士たちが復旧作業をしていると知ります。
兵士によると街道は間もなく通れるようになるそうですが、別のルートからウォルロ村へ行こうとしていた王都の酒場の女主人ルイーダが行方不明になってることを教えてもらいました。
次にルイーダが通ったであろうキサゴナ遺跡へ向かうリリィ。
途中でギャル妖精サンディと出会います。
天の箱舟に乗っていた彼女は大地震で地上へ墜落してしまった模様。
天使が居れば天の箱舟が動くと思ったようで助けを求めてきます。
しかしリリィが何をしても天の箱舟は動きません。
動かすには星のオーラが必要かもしれないとサンディは考え、リリィについていくことにします。
キサゴナ遺跡の奥で崩れたがれきに挟まれて動けなくなってるルイーダを見つけたリリィ。
彼女を助けてウォルロ村へ案内すると、どうやら彼女はリッカに用がある模様。
実はリッカの父親は“伝説の宿王”と呼ばれる凄い人物で、王都で経営が傾いている宿屋を救ってもらおうとルイーダは考えていました。
しかしリッカの父親は既に亡くなっています。
するとルイーダは伝説の宿王の技術を受け継ぐリッカを王都へスカウトするのでした。
ルイーダの申し出に心を迷わすリッカ。
それを心配そうに見つめる一つの霊魂をリリィは見つけます。
天使の仕事には星のオーラを集めるほかに迷える魂を天へ導くのがあるため、リリィには死んだ人の姿が見えるのです。
それがリッカの父親だと知ったリリィは彼の遺志を伝えるべく、伝説の宿王のトロフィーを見つけてリッカへ渡します。
それはセントシュタイン城の王様から進呈された特別な証でした。
トロフィーを受け取ったリッカは王都へ行く決意を固めます。
娘が自らの夢へと歩んでいくのを見届け、伝説の宿王の魂は天へと還っていくのでした。
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諸行無常・・・