第17話「誓約の園」
天使界へ到着し、疲弊した天使達を介抱したのち長老オムイへ報告に行くリリィ。
闇竜バルボロスと魔帝国ガナンが復活したこと、イザヤール師匠が裏切って女神の果実を奪い去ったことを伝えると衝撃を受けていました。
ところが女神の果実はオムイの許へイザヤール自身が届けていたから不思議でなりません。
女神の果実を長老へ渡した後、イザヤールはやる事があると出て行ったそうです。
イザヤールの真意は不明ですが、とりあえず女神の果実が7つ揃ったので言い伝え通り天の箱舟で神の国へとリリィは向かいます。
神との約定に従い、アギロはリリィ達を乗せて神の国へと天の箱舟を出発させます。
遥か遠くにある神の国へと辿り着き、神秘的な空中庭園を歩いて神が鎮座する宮殿へと歩みを進めるリリィ達。
天使界数千年に及ぶ悲願が達成されることに長老も感動しますが、宮殿内には大きく破壊された跡しか残っていなかったからショックを受けます。
長老オムイの祈りにも神は応えることはなく、とりあえず何処かに神様が居ないかと手掛かりを探すことに。
屋上で光り輝く庭園を見つけ、そこに女神の果実を捧げてみることになります。
リリィが女神の果実を掲げると皆の頭に謎の声が響いて来ますが、それは神の声ではなくなんと世界樹の声でした。
一瞬で天使界へ戻ったリリィ達は光り輝く世界樹と対面し、そこに今度は創造神グランゼニスの娘を名乗る女神セレシアが現れるから衝撃的です。
実は世界樹の正体は彼女であり、セレシアは人間を守るために世界樹になった模様。
というのも創造神グランゼニスが人間を失敗作と見做して滅ぼそうとし、それを阻止するために世界樹となったようです。
娘のセレシアを救う方法は人間の清き心から生まれる“星のオーラ”だけだと知り、グランゼニスは人間を滅ぼすのを止めたそうな。
そして人間を見守り星のオーラを集めるために生み出されたのが天使だと分かります。
星のオーラを世界樹に捧げることで女神の果実が生まれ、それが神の国へ届けられた時に女神が目覚める誓約だったとのこと。
創造神グランゼニスは神の国には居ませんでしたが世界のどこかに居るそうです。
神の国をも襲った邪悪な光はガナン帝国城から放たれたと女神セレシアは言います。
その者は人間を滅ぼそうとしており、それを止めて欲しいと女神様からお願いされるリリィ。
女神の導きにより魔帝国への道が開かれ、天の箱舟に乗って三度地上へ向かいます。
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