第20話「星空の守り人」
神の国は以前とは似ても似つかぬ邪悪な空中要塞となっていました。
絶望と憎悪の魔宮を突き進み、不気味なラストダンジョンを登って行くと大広間でゴレオン将軍と再会。
どうやらエルギオスは三将軍を復活させて魔宮の番人として配置してる模様。
ここで苦戦してるようではラスボスなんて倒せないとサクッと倒して先へ進みます。
中間くらいで今度はゲルニック将軍と対峙し、軽くいなしてどんどん進んでいくリリィ。
最後はギュメイ将軍が待っており、武人となって強者との戦いを求めて来るライバルとの再戦に臨みます。
ダクネスの耐久力でも耐えられないくらい強いギュメイ将軍に怯えつつ、アクアの蘇生とめぐみんの魔法で徐々に追い詰めなんとか打倒。
頂上に到着すると神の宮殿は魔の宮殿へと姿を変えており、庭園にはエルギオスが鎮座していました。
堕天使となったエルギオスは人間だけでなく世界そのものが罪に塗れてると考えてる様子。
罪を裁くには世界を滅ぼすしかないと言い放ち、それに抗うリリィ達を襲って来ます。
不敵に笑う堕天使エルギオスですが、リリィは女神の果実を食べたことで天使の理に縛られる事も無くなり難なく圧倒。
天使の力を捨てて人間に成り果てたリリィをエルギオスは嘲笑い、ならばと自らも天使の力捨てて完全に魔物になることを決意します。
魔の宮殿を出ると突然地面が揺れてリリィは落下し中央にあった繭の前に着地。
エルギオスは完全に覚醒するまでの間、闇竜バルボロスにリリィの相手をするよう命じます。
バルボロスの闇のブレスと弱体化ブレスに苦戦しながらもMPを惜しみなく使って敵を追い詰め、会心のドラゴン斬りで邪竜退治に成功。
これで残るはエルギオスのみとなり、一度宿に戻ってしっかり回復してアイテムも補充してからラスボス戦に臨むリリィです。
堕天使エルギオスとの真の最終決戦が始まり、名曲「決戦の時」を背景に苛烈な攻防が繰り広げらます。
マヒや眠りなど狡い手を使って来るラスボスに手を焼き、中々ダメージを与えられなくて思わず「こんなに強かったっけ?15年前はあっさり倒せたのに・・・」と謎の言い訳をするリリィ。
挙句の果てには瞑想からのマダンテという散々見たはずコンボを正面から食らってしまい、更にはダクネスが寝落ちしてしまって一気に大ピンチに陥ってしまうから困り者です。
まさかの爆裂魔法でめぐみんが死んでしまったのでアクアに蘇生して貰い、ここぞという時に残しておいた世界樹のしずくで体勢を立て直す事に成功。
ダクネスが起きたのでパラディンガード仁王立ちで肉壁になって貰い、その隙にリリィが超はやぶさ斬り級の連続攻撃でエルギオスを追い詰めます。
するとまた瞑想マダンテをしようとして来たのでめぐみんのマホカンタで反射しようとしますが、DQXとは違い特技扱いなのをすっかり忘れていて今度はアクアとめぐみんが同時に落ちた上にダクネスがまた寝落ちする絶体絶命!
更にはジゴスパークでダクネスまで死んでしまい、どうにもならずまさかの全滅・・・。
という夢を見たリリィは気を取り直して堕天使エルギオスとのラストバトルに突入。
いきなりジゴスパークを使って来てビビるものの落ち着いて回復し、慎重に着実にダメージを与えていきます。
マダンテは防御でしっかり耐え抜き、ダクネスがパラガ仁王立ち肉壁コンボで耐えてくれてる間に溜めて溜めて溜めまくるリリィ。
トドメのSHTギガスラッシュが炸裂し、ついに堕天使エルギオスに勝利します!
壮絶なラスボス戦を乗り越えたリリィに対し、エルギオスは不敵に笑って残る力を振り絞り世界を滅ぼそうと試みます。
満身創痍でもう動くことすらできないリリィ達は膨張する強大な魔力を止められません。
するとそこにようやくエルギオスを見つけ出したラテーナが登場。
彼女に恨み辛みを吐き出すエルギオスですが、星空の首飾りから溢れ出すラテーナの想いを受け取って心が浄化されていきます。
ラテーナの愛にエルギオスは天使の輝きを取り戻し、彼女と共に無数の光となって消えていきました。
その後、女神セレシアも神の国も復活します。
世界を救ってくれたリリィに心から感謝し、これで天使達の役目も終わりと告げるセレシア。
天使達は星の光となって夜空に舞い上がり、これからは“星空の守り人”となって永遠に輝き続けるそうです。
しかし人間となったリリィには別の役割があり、これからは人として世界の守り人になって欲しいとのこと。
消えゆく天使界へ別れを告げ、天の箱舟に送られて地上へと戻るリリィです。
やがてサンディ達の姿も見えなくなっていき、サンディも涙を流して別れを惜しみます。
去り際に彼女が何かを叫んでいたようですが、その声すらもリリィには届く事はありませんでした・・・。
まだ続くよ!