第23話「ロクサーヌする?」
リッカの宿屋で働いている世界宿屋協会から派遣されて来たロクサーヌの悩みを聞いてあげるリリィ。
どうやらリッカの持つ宿の顧客リストを見たいようですが、直接は頼めないようなので代わりに聞いてみます。
リッカに話すと金庫番のレナが顧客リストを持ってるとの事。
預り所のレナから顧客リストを借り受け、それをロクサーヌに渡すとお客様に関する情報が事細かに書かれており関心されるリッカです。
そんな時、宿に突然粗暴な客が来店し騒然となります。
その客はどうやらロクサーヌに用があるようで、彼らに連れられてロクサーヌは外に出ていってしまいました。
心配するリッカにお願いされ追い掛けると、実はロクサーヌは彼らに脅されてリッカの接客技術を盗むよう命じられていたと判明するから驚きです。
衝撃の事実を目撃してしまったリリィはロクサーヌから真実を教えられ、彼女が“天下の宿六会”を名乗る組織に父親を人質に取られてしまってスパイとして宿に潜り込んだ事を知らされます。
大切な顧客リストを奪われてしまいリッカに申し訳が立たないと嘆くロクサーヌをリリィは助けてあげようと、どうにかして奴らのアジトを突き止めようとあちこち奔走する事に。
グビアナ城の地下水道にてようやくアジトを発見したリリィは逃げる宿六会のメンバーを追い掛けます。
悪党の親玉ドン・ヤドロクも合流してまとめて一網打尽にしようとすると、そこになんとロクサーヌが現れてヤドロクを捕らえようとするから驚きです。
というのもロクサーヌの真の目的は彼を捕まえる事にあり、本当の正体は世界宿屋協会から宿六会に潜入捜査するよう特命を受けたエージェントだったと分かります。
盗まれた顧客リストも偽物だったようで、二重スパイを演じる彼女の高度な演技力にリリィもすっかり騙されてしまいました。
ロクサーヌによって追い詰められるヤドロクですが、そこを飼っていた番犬ギャングアニマルを仕向けて逃げようとするから往生際が悪いです。
それをリリィが華麗に退治し、悪党一味はお縄に付く事となります。
その後、ロクサーヌは何度も身分を偽った事をリリィに謝罪します。
父親が人質になってるのも嘘だったようで、自分一人の力ではアジトを突き止められないと分かり、そこでリリィに同情を誘って協力を仰いだようです。
事件を解決してくれたお礼にとなんとロクサーヌは自分自身を差し出し、リリィの旅の仲間となってくれました!
「ここまで来たらリッカちゃんも一緒に・・・」と仲間に誘うものの「もう冒険はこりごり!」とあっさり断られてしまい、いつもの駄女神&頭のおかしい爆裂娘&ドMクルセイダーを引き連れて宿を後にするリリィでした。
バザー販売3万回の立ちポーズなんて夢のまた夢です(´・ω・` )