「スカートをめくったうみぼうずを懲らしめてほしい」という依頼でした。
地中に潜んでいて、探すのが面倒な上、逃げることのあるモンスターです。
そのため、依頼を受けたままにしていたのですが、チームメンバーが金策になる依頼書に誘ってくれるとのことで、依頼の空きを作るために討伐に行ってきました。
討伐をスムーズに進めるために、地中ゴーグルを装備。2匹逃げたものの、5匹目にて対象の3匹を倒せました^^
そんなうみぼうずを3匹倒すと、散歩中のムーロン氏がやってきました。
「お嬢ちゃん、こんな海国にてそんな暑苦しい格好じゃ大変じゃろ。涼しい服をあげるよ。」
「いえ、結構。」
「そっか・・・、むむ!」
ムーロン氏がうみぼうずのいる方に向きました。
「こやつらからは懐かしい気を感じる。そうか、お主らは海で溺れて水死した儂の旧友。」
「え?そうなんですか?」
「うむ、その昔、きわどい水着や魔法のビキニを着て、ビーチに遊びに来たギャルたちを追いかけていたときに、ビーチに仕掛けてあったバナナトラップで足を滑らせて転んだところに、医術士兼魔物マスターであるカルマッソ氏の実験場から逃げ出した、究極配合されたオセアーノンに引きずり込まれ、挙げ句の果てにそのオセアーノンごと史上最古の水棲生物と言われるオーシャンボーンに食われてしまったんじゃ。」
「お気の毒に・・・(友人も変態なのね。死んでもなお、女の人に嫌がらせするなんて。)」
「彼らの名は、タカヤマ・フミノリ、アサダ・ケンザブロー、アオムラ・ケンジン。どいつもこいつもいい奴じゃったのに・・・」
「ムーロンさん・・・」
「こやつらが安らかな後生を歩めるよう、このいけない水着を着てくれんかの?」
「・・・わかりました。」
「おお!」
そこで私はすかさずさざなみの歌を歌い、ムーロン氏を眠らせました。
「ZZZZZ、おお、そんなすごいことを、ズゲゲ!」
「・・・・」
そして、私はモリーの壷をこすり、中から配合で生み出した私の仲間モンスターを出しました。
「後はよろしくね^^」
「はい。」
ルーラストーンでその場を去りました。
「ふわぁ、よく寝たのお、ム!?」
目覚めたムーロン氏が気配に気づくとそこにはいけない水着を着た呪術師マリーン強がいました。
「ギエエエエエエエエーッ!!!」
モリーの壷から出したモンスターはこれでしたw
こうして、討伐依頼をこなし、レンドアに行くと、依頼主のシスター・ドラさんがいました。
デンデン竜に似た体の大きなシスターさんでした。
「これ、お礼のガタラのぶたまんよ。あたしの好物なの^^」
ガタラのぶたまんをもらいました。
記録係のオットーさんから聞きました。
「ドラさんはスカートをめくられたショックが原因で過食症となって、あのような体型になってしまったのです。これで彼女も助かったことでしょう。」
こうしてクエストを完了しました。
※ムーロン氏が登場している部分と、シスター・ドラとのやりとりは、実際のゲーム内での出来事を脚色したもので、現時点のバージョンでは発生しないフィクションイベントです。