ヴェリナードの大使セティーさんから「ヴァース大山林の特別警戒地帯にてボストロールが大量に出現していて危険なので、原因を突き止め、場合によっては討伐してほしい」との要請が来ました。
ちからのゆびわも狙うついでで、ヴァース大山林に行きました。
すると、確かにボストロールがたくさんいました。
ボストロールたちに話を聞いてみると、
1匹のボストロールのトビーさんは
「最近、バラモス様が魔法の迷宮とかいう所に引きこもったせいで、組織自体がガタガタになっちまって。要は失業中なんだよ。」
また、別のボストロールのクローダさんは
「カメハとかいう魔物使いやっている南国の王子と戦ってたんだけど、肉はくれねえし、わがままひどいし、ってことで、逃げ出したのはいいんだけど、どうすりゃいいのか迷っている。」
ボストロールの皆さんはどうやら切実な悩みを抱えて、気が付いたらここに集まっていたという感じです。
ところが突然、ボストロールたちが、
「ああ、なんか腹立つ!」
「そうだ!こいつら、オニオンスープに浸けて煮込んで、この山林に生えているハーブを添えて食っちまおうぜ!」
「いいね!それ!じごくのたまねぎも生息しているしな!」
こう言い出して、いきり立って襲ってきました!
ボストロールの中には、ルカナンや癒しの一撃、なぎはらいに岩石おとしなどを使う種もいるため、警戒しましたが、痛恨の一撃以外は特に問題なく、サポート仲間に雇用したバトルマスターさんたちが見事に討伐していってくれました^^
20匹ほど懲らしめたところで、ボストロールたちが
「悪かった!許してくれ~!」
「もう悪さしません?」
「ああ。ただ、仕事が・・・」
「それなら、グレン住宅村にてパールスズランを栽培している方がいるけど、花き農業だけでなくて、不動産業に民宿経営までしてて多忙なの。手伝って上げて^^」
「おお、心の友よ~(/□`)!」
ボストロールの中の1匹、アイジャンが感涙を落としました。
こうして職を得たボストロールたちはおとなしくなったと、チーム大使にご報告申し上げておきました^^
※チームクエストを脚色したもので、ボストロールたちの事情はフィクションです。