大使セティーからの指令がまた届きました。
「ある漁村に在住の有力漁師ディルケノとエルフの寿司職人ヨネジが、浜辺の洞くつに食材を取りに行ったきり、戻ってこないので調査にいってきてほしい」とのことでした。
ちょうどサブリーダーが祈りの宿行きのルーラストーンを持っていたので、それを使って向かいました。
洞くつに着くと、漁具と包丁が落ちていました。
そして、その近くには遺体が・・・
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
どうやら2人はすでに魔物にやられてしまっていたようです。
そこにイーター属のゴルバとガルバが大量に現れました。
「ぎぎぎ」
「美味ソウ」
こうして、私たちのゴルバ・ガルバの征伐が開始しました。
初めて戦ったときは、まだ戦力も整っていなかったので、大変でしたが、今では常時スキルも十分取得しているので、少しばかりレベルは低いもののなんとかなりました。
さらに私は戦士で挑みましたが、やいばくだきがここでも有効で、イーター属の攻撃力を下げながら戦えました。
しかし、ガルバが仲間を呼ぶと少し苦しかったです。パーティーメンバーはできればガルバを先に始末してほしいところをゴルバ優先でいくため、一時期危なかったですw
1匹のガルバを締めあげて、私は尋ねました。
「元々は仲間を呼ぶような魔物でないよね?それに、あんたたちはマヌーサを唱えれるはず。しかも、レッドイーターたちよりも強いはずなのに、どうしてそれらよりも弱いの?」
「ケケ、運ガイイナ。ココハ魔界ジャナイ。ダカラ、オレタチハ実力ヲ出シキレナイ。マヌーサヲ使エナイコトヤ、仲間ヲ呼バザルヲエナイノハ、ココデハ弱体化シテシマウタメダ。魔界ニサエ戻レバ、オマエタチナド、死霊王様トトモニ、簡単ニ倒セルゾ。」
「・・・・・」
「グランバニア王家ノ連中ニ、エビルマウンテンカラ追イ出サレナケレバ、クソ!」
「哀れね。一度その身を滅し、歩むべきに道に入りなさい!」
こうして、期限ぎりぎりの時間でチームクエスト「浜辺の洞くつ征伐」を達成できました。
※大使セティーの指令、漁師、寿司職人、ガルバとの会話はフィクションです。それ以外は実際のプレイ上の出来事です。