「キャンセルショットの練習をしたいので、適当な相手を紹介してほしい」とチームのサブリーダーに依頼されました。それならヴェリナード強ボスはいい練習相手になるので、行ってみることにしました。
ヴェリナード城下町の入り口で待っているとサブリーダーが現れました。
ところが、包帯ぐるぐるの大怪我状態(;;)
「奥様との喧嘩でそんな怪我をしたのですか?」
「ううん、ダークパンサーにやられたの。」
そして、招待したゲスト2名も到着して、いよいよボスの元へ。
編成は、私が僧侶で、サブリーダーがパラディン、ゲスト2名は魔法使いです。
1戦目は敗北。キャンセルショットがうまく入らないことと、蘇生役1名という編成でかなり大変でした。
2戦目に向かう途中、ゲストの1名がサブリーダーに
「プクリポ止めて、人間に変えたら?」と提案してきました。
俯き悩むサブリーダー。
そこで私が言ってあげました。
「サブリーダーのプクリポに対する愛は誰よりも強すぎるの。足止め役として不十分という理由くらいで種族変更をする気にはなれないのです。」
ゲスト2名はこのことに圧倒され、プクリポで行くことを承認しました。
サブリーダーのように、たとえ一般的に不遇されている条件であっても、それで活躍したいと本気で思っている方は大好きです^^
強さの果てに何を求めるのか分からない冒険者が多い中で、こういう方は輝いて見えます!
そして挑んだ2戦目は勝つことができました。
かかった時間は20分。かつて私が、サポート仲間を引き連れて、レンジャー、魔法使い、僧侶、僧侶という編成で、1人で挑んで勝てたときが22分だったので、まだまだこれからというところでした。
しかしながら、ブルーオーブは一発で手に入り、今後の課題も見つかり、有意義な討伐となりました!
また、プクリポは軽さ故に足止め役に不向きであったとしても、足止め役なしでも勝つこともできるという事例を伝え、サブリーダーなりに頑張れるように励ましました^^
一般的な勝利セオリーをそのまままねするのではなく、自分のやりたいようにわいわいやるのが一番最高です!
※この記事の表題のクエスト名は架空のものです。強ボス討伐の雰囲気にあったタイトルをつけました。
また、フィクションクエストタイトルの「コーリングオフ」とは、キャンセルの意味の英語での慣用句で、キャンセルショット練習をすることと兼ねています。