サブリーダーと私とで、お互いの目的を達成する上で適当なあくま系モンスターを互いに別々に討伐して、チームクエストを進めました。
私はホースデビルをまず討伐し、そちらが一段落ついてから、ペシュヤ地下空洞にてグリゴンダンスを相手にすることにしました。
次々と討伐していきました。呪いの踊りが厄介なものの、今回の参加のサポート仲間に雇ったチームメンバーはおはらいができるので、問題なかったです。
1匹のグリゴンダンスに尋ねました。
「サザンビークの王子と竜神族の娘が駆け落ちして、その間にできた子が暗黒神に挑んだ物語に出てきたグリゴンダンスは、さそうおどりやステテコダンスなど、他に色々な踊りができたじゃない。なぜ、ここのグリゴンダンスはそれができないの?」
「あの話のグリゴンダンスは、暗黒神がすぐ側にいる暗黒魔城都市にいたからさ。暗黒神の魔力で強化されていたからだ。ここはそういう要素がないため、俺らは弱体化している。」
「そうなんだ。それじゃ、チームクエストのために、倒させてもらうね。」
「そうはいくかぁ!」
そうグリゴンダンスが叫ぶと、口笛を吹きました。
「何をしたの?」
「なぁに、俺のフレンドのスライムファングとダークパンサーとテラノライナーに援軍を頼んだのさ!」
「く!」
ところが、一向にその三匹が来る気配がありません。
そこへ1匹のドラキーが来ました。
「グリゴンダンスさん、スライムファングさんからお手紙です。」
ギガンテス便せんに書かれたその手紙には
「今日はカジノで大勝ちしているので、このまま稼がせてもらうぜ。ごめんな。」
とありました。
「え?」
それから、私はあることを思いだし、グリゴンダンスに言いました。
「そう言えば、この間、うちのチームのサブリーダーがハンマーパラディンの修行のために、ダークパンサーを討伐していたね。その中に、あなたのフレンドがいたのかも。」
「ええ?」
さらに、地下空洞の入り口にはテラノライナーは来ていたのですが、入り口が狭くて入れず、結局帰ってしまいました。
「ええええ?」
こうして、グリゴンダンスを討伐し、私個人のグリゴンダンス討伐数は300匹を越えました。
チームクエスト「あくま系討伐」達成まで目前となりました^^