あやねの冒険日誌

私の本職は弓レンジャーです。
武器も職も不人気ではあるものの、その戦闘能力は扱う人次第です。
私の場合、レンジャーの各能力の中でも、きようさと回復魔力に重点を置いて強化してきました。
きようさが高いため、オオカミアタックの威力は攻撃魔力６００の人が通常状態で唱えるマヒャドやイオナズンに匹敵します。さらにレンジャー時は魔法戦士のサポート仲間を雇うこともありますが、オオカミはフォースで強化可能なのです。フォースで強化しない場合は耐性無視のダメージが与えられます。そのため、打撃職中心編成であるときに、守備力が高すぎるモンスターに遭遇しても問題なく戦えます。
また、回復魔力も高めてあるので、蘇生呪文の成功率は９０％以上。１００％になる回復魔力２８０にはまだ少し及ばないものの十分な値です。
また、武器は弓ですが、与えるダメージが小さいと不満を抱く人も少なくないようですが、弓の利点は射程の長さです。遠くから戦闘の場を眺められるので、戦闘の全体状況が把握しやすく、適切な選択を取りやすいです。

きようさと回復魔力を強化するとなると、耐性を犠牲にする必要があります。
そうなると、以下の２タイプの人が出てきます。
Ａタイプ：「耐性なくても大丈夫。キラポンするから余裕余裕。張り切って逝きましょう！」
タイプＢ：「耐性なくて、しかも不遇職で来るのは礼儀に反する。お前来るな。」

タイプＡの人は実際に口にした通りの行動ができ、どんな職でも条件でも強いです。
タイプＢの人は、それなら当人は強いのかというと、装備の耐性や性能に依存しているだけで、皆が「使える」という職の能力を発揮しきれていないことも少なくありません。

最近はタイプＡのような性格のフレンドが増えてきているので、いつも楽しくやれています。

そして、私の本職をもう少し正確に述べると、きようさ重視の回復型弓レンジャーです。
レンジャーが応急処置をして、僧侶が本格治療をすることで、効率よくパーティーの戦線を維持します。
ところが、最近、打ち合わせ不足もあるかもしれませんが、僧侶がレンジャーよりも先に回復・蘇生行動に出てしまうことが多くなってきました。

あれ？レンジャーって、僧侶より素早い職じゃなかったっけ？

そこで調査をしたら、なんと装備・スキル・タネを除いた素早さの値は僧侶の方が圧倒的に高かったのです。
Ver1.5の頃の僧侶は、武闘家のツメスキル取得のために、とりわけ盗賊のおたからスキルを放棄していた人が多く、結果として、レンジャーの方が素早かったのです。
しかし、まもの使いの実装とレベル上限８０への向上がVer2.0よりなされたことで、おたからスキルへの割り振りに余裕が出てきたと思われます。
この結果として、かつてのレンジャーは「僧侶より速い回復」が売りだったのですが、それも過去の話となりかけています。

レンジャーはＤＱ６で初登場し、その時は18職のうち、すばやさは屈指の職でした。
また、オオカミアタックといえば、ＤＱ７のガボ。ガボも素早さは７の全キャラでトップです。
また、レンジャーへの転職クエストには素早さが高い盗賊の特技が必要なことから、盗賊の素早さが踏襲されそうなイメージがあります。

こうしたことから、レンジャーは全職の中でも屈指のすばやさの職かと思いこんでいたら、実はそうではなかったと判明…
ちょっとショックでした。

ＤＱの主人公の戦闘能力といえば、高めの攻撃力とそこそこの回復呪文ではないでしょうか？
ＤＱ１や５の主人公が、私の中のＤＱの主人公像にかなり近いです。
そうした戦闘能力をレンジャーが持っていると感じたことも、本職選択の理由の1つです。
ドラクエ世界に合った忍者とはどのようなものかと堀井雄二氏が考えてできた職がレンジャーと言われています。
ＤＱ６での自然を操る能力をベースに、ＤＱ７のガボの狼、そして回復呪文が加わった魅力的な職だと私は思っています。

素早さの低さという問題点が出てきましたが、これを解決していくことが次のステップのようです。