あやねの冒険日誌

数多くある日替わり討伐クエストの対象モンスターの中でもフォレスドンはかなりの人気のようです。私はフォレスドン自体が気に入っています。体色が私の好みの緑色であることと、鳥系なので私の主武器の弓が効果的であることが、その理由です。
そして、フォレスドンの生息地の１つギルザット地方。ここに討伐隊の依頼を受けた冒険者を悩ませる存在がいます。「魔界の剛力王」の称号を持つブルサベージです。フォレスドン討伐の妨害をしてきます。
しかし、今回はチームクエストの対象となったので、多くの人から注目されていないと思われるそのモンスターの魅力に迫ってみたいと思います。

ブルサベージは「魔界の剛力王」の称号を持っているものの、古の時代には獰猛で残忍で凶暴な獣魔人という程度でした。「王」とまでは呼ばれていないのです。
古の時代と今の時代のブルサベージの能力を比較すると
ＨＰ　　７２０→　３９５２
ＭＰ　　　　８→　　１１５
攻撃力　３３０→　　４４８
守備力　１１５→　　３７０
このように遙かに能力値が上昇しています。
攻撃技も昔はただ武器を振り回したり、痛恨の一撃を出したりするだけでしたが、今では、いなずまを放ったり、おたけびをあげたり、力を溜めたりすることも可能になりました。さらに、昔よりも炎と毒に対する耐性も強化され、特に毒は完全に効きません。呪文は唯一マホトーンが使えますが、ここまで強くなると、そうした小細工が不要なのか、使用はほとんどしなくなっています。
なぜこれほど強くなったのか。とある宇宙最強になった武闘家が、牛乳配達や畑仕事、工事のアルバイト、鮫や蜂との対決といった修行をしていましたが、ブルサベージもこれに似た修行をしたようです。
一説によれば、キラースコップと共にダンジョン作成工事に携わったことがあり、その仕事ぶりには一目置かれたみたいです。仕事の後に食べる弁当の量は他の作業魔物の百倍だったそうです。
この工事現場での運動により、戦闘能力が飛躍的に向上したのでしょうか？

そういうわけで、私も今回、そんなブルサベージの討伐をチームクエストクリアのためにしてきましたが、やはり討伐を順調に進められるような相手ではありません。
当然、格下レベルはおそらく９０以上。エモノ呼びでもなかなか出てきてくれません。レベル８０でＭＰ満タン状態の魔法使いでも６～８匹程度討伐した時点で、ＭＰが突きかけます。

この日はVer2.3のシナリオ「時を越えた再会」を一気にクリアした疲労もあり、「ブルサベージ討伐」のチームクエストは半分まで終えてきりをつけました。
残りは２４時間をきっています。今夜のメンテ前までにクリアしたいものです！

なお、今回の討伐では、ブルサベージの所持品（大きなうろこ、皆殺しの剣、いなずまのやりのレシピ）の中で、大きなうろこが手に入りました。