あやねの冒険日誌

本日は成人の日ですが、本年度成人を迎える皆様はおめでとうございます。
そして、成人になった、一人前になった証として、自分を現在の自分へとしてくれた根源に対しての報恩の行動に出るのがこの日です。
人間は自分一人で生きていくことは全く不可能であり、他者との相互支援の上に自分たちの生活が成り立っているのです。

このことをドラゴンクエスト10に当てはめれば、あらゆるコンテンツに協力し、日々を楽しくさせてくれているフレンドやチームメンバー、自分の戦力強化のためにアイテムを作り売っている顔を知らない職人さん、ＤＱＸのコンテンツ開発のために汗を日々流すスタッフ、さらにプレイするための機器や利用券購入のための経済的支援をリアルでしてくれる様々な方々、また、さらに自分の命が澄んできて感謝の念が強くなると、自分に対して迷惑な行為をしてきた者達に対しても、「自分はああはなるまい」「そうした者の退治のために自分を鍛えよう」と、そうした悪人達が自分の成長の糧であったと気付いて、感謝の念を抱いてしまえるのです。

この報恩の気持ちが今日はとりわけ強くなるものですが、今日に限らず、日々そうした気持ちを持っていたいものです。

ここまでは去年のこの日にも述べましたが、今年はさらにそれに加えて、「礼」についても一言述べておきたいと思います。

礼は礼儀といった熟語からその意味を取ればいいです。
実はここ１ヶ月、私のチームはメンバー告知をそれより前よりも頻繁に行いました。多すぎても見る側に迷惑だし、少なすぎても気付かれない。そのため、告知頻度には頭を悩ませましたが、メンバーは無事に増えました。

新メンバーの加入理由を聞くと、その中の１つに「前のチームは条件を問わないと掲げつつも、加入したら全く逆の態度で接してきた」「自由すぎて、かえって何がしたいのかわからない」という感じでした。

その昔、中国の王朝の周では、建国の頃は文王が礼を重んじ栄えたのですが、「人間は生まれつき自由だからありのままやろう」という思想が蔓延り、軽々しくて浮ついている堕落した国となった結果、あっさりと滅びました。

私のチームは「ルールが厳しい」と感じる者がたまにいますが、むしろそれはここまでに挙げてきたことを根本としています。ルールはトラブルを解決するために必要であり、ルールがあるから物事が円滑に進みます。さらに、私のチームのルールは「礼」がきちんとしている人であれば、別段厳しいものでもないです。厳しいと感じる者はいわば礼儀知らずなだけです。

ある喜劇役者は言っていました。
「ギャグをやる人間はとにかく真面目でなければならない」
楽しいことも土台がしっかりしていないと結局は崩れてしまうのです。

なお、私のチームを「あのチームはルールが厳しいから必ず消滅する」と悪口をマイページの伝言板に書き込んでいた者がいましたが、実はそちらのチームがその後に崩壊したのでしたｗ
礼を失った集団は必ず滅んでいくのですね。

「ゲームだから何でも許される」と言っていた者もいましたが、そうではないと実感しています。
楽しくやるからこそ、その土台はしっかりしている必要があるのです。
上手に纏まっていない点もありますが、今回述べてきた礼や報恩の思いをしっかり抱いて、今後も楽しんでいきたいと思っています。