あやねの冒険日誌

数多くのＤＱ作品の中で、登場作品数が全モンスター中第３位であるくさった死体を討伐するチームクエストに挑んできました。
ちなみに、くさった死体と同位の登場作品数の魔物は他に、メタルスライム、ホイミスライム、はぐれメタルとなります。

腐りかけの死体に邪悪な魂が宿って蘇った魔物と一般的には言われますが、別説では不老不死の術に失敗した魔法使いの成れの果てとも言われています。
腐ったことにより体内には毒素が溜まっています。その毒素を息や霧として吐き出したり、爪から敵の傷口に注入したり、体内で毒物質の混じった爆弾を作って投げつけたりして敵を毒に冒させようとします。さらには、攻撃された時に傷から吹き出たり、倒れて起きあがるときに内蔵が圧迫されて吐き出されたりした体液を浴びて毒状態になることもあるので、討伐には慎重かつ反射的な攻撃が実のところ要求されます。
毒の息の息に加え、甘い息や焼け付く息も吐ける個体も中にはいます。
それから、元人間だったこともあり、踊りもでき、誘う踊りや死の踊りを踊れる個体がいるようです。また、踊りと一緒に呪いの歌を歌うこともあるようです。
他にも、なめまわし、ともえなげ、つめたい息など、腐っている割には多彩な行動が可能なモンスターです。
それと、交友関係も広く、同種やガイコツ兵を呼んだり、一方でマミーやシャーマン等に呼び出されることもあります。
基本的には腐っているため、知能は低くてなぜ自分が死んでいるのかすらもわからないようですが、生前の恋人や好敵手、心許せる人間に出会えたりすると、生前の記憶が蘇り、宿っていた邪悪な意志が抜け去って、人間に対して友好的となり、生前に使用していたルカナンや天下無双、また邪悪な意志が抜けたことでかえって潜在能力が引き出されることで冥界の霧やグランドネビュラを扱えるようになるくさった死体が稀にいるようです。

ＤＱにおける歴史の長いくさった死体ですが、チームクエストにてその討伐が指定されたのでした。
何気に珍しい指定だと思い、討伐しに行きました。
今回はスーパースターで挑みました。スパークショットの技巧とムチの180スキルの効果を組み合わせたスパークショットを試したり、ベストスマイルで経験値を増やしながら、討伐を楽しみました。能力値が低めでありながら、ＨＰは高いので、倒すのは少し時間がかかります。

なお、せっかくだったので、きせきのプチプチ香水も使用したら、転生モンスターのマッドスミスも出ました。「スミス」というのは知らない人のために記しておくならば、くさった死体の生前の名前で、ＤＱ５と６で仲間にするとこの名が付くのです。他にも、ロバート、チーマー、マサール、たかし、まさよし、シゲぽんといった名前のくさった死体が存在します。ジューンプライドのイベントに登場したエテポンヌはＤＱ７に登場したくさった死体に似た外見の人間で山賊のエテポンゲが元になった名前です。
マッドスミスの３回目の討伐が今回できたのでした。

そんな感じで色々試したり思ったりしながら、チームクエスト「くさった死体討伐」をクリアしたのでした！