あやねの冒険日誌

私のメインの職業のレンジャーについて、徒然なるままに記してみようと思います。

レンジャーという職がドラゴンクエストの世界に初登場したのはＤＱ６。
盗賊と商人と魔物使いをマスターした者が転職可能となる職でした。自然に存在する物を武器にして戦う職ということで、火柱、地響き、猛毒の霧、追い風といった特技を駆使します。また、トラマナの呪文も覚えていました。それに加えて、逃走確率が増すという特性もありました。
ただ、この時のレンジャーは回復呪文・特技は一切覚えませんでした。

その後、ＤＱ９になって再びレンジャーが登場します。短剣の特技で毒状態となったメイジキメラを倒すという修行をこなすと転職可能になります。９のレンジャーは１０のものに似ており、使用武器が弓、ブーメラン、オノであり、回復呪文にオオカミアタックやまもりのきりも使えます。ただ、１０との違いはキアリーやトラマナも使えた点です。

また、モンスターズシリーズにも、レンジャーというスキルが存在しますが、これは自然の力を駆使するというよりは、マヌーサ斬りやもうどく斬りといった状態異常が付加された斬撃を覚えるものでした。

そして、１０のレンジャーです。
ちなみに、ＤＱ１０プレイ開始の初期はレンジャーが私のメイン職になるとは思っていませんでした。６や９であまり目立たなかった点や、当時は「剣」で戦いたいというのがあったので、それが装備できないレンジャーには意識が向いていませんでした。最初は盗賊。それなりの攻撃力と回復力のある職でプレイしたいと思っていました。
また、当時は多くの人が気にかけていなかったきようさを高めるのが楽しかったです。ぬすむの確率も増すためです。そのため、きようさの数値は私より強い人よりも高めなのは自負というところです。

けれども、盗賊では攻撃も回復もどうも今一つで、徐々にぬすむ以外に魅力が感じられなくなりました。そんな中で、私の求める能力を持ちつつ、盗賊時に培ったきようさを生かせる職ということでレンジャーがピンときたのでした。
レンジャーは６の時のイメージが私の中では強かったですが、ベホイミにザオラルと十分な回復呪文に加え、「剣」こそ使えないものの、装備できる弓が、格闘ゲームでは遠距離攻撃系のキャラが得意な点から、違和感なく扱えたのでした。

レンジャーは基本的には回復・補助に徹し、ここぞという時に攻撃に加わるのが基本的な動きです。レンジャーの扱いが分からない人も実のところ少なくなく、俗に言うテンプレ編成にレンジャーが記されることは少なく、レンジャーで挑もうとすると、特に火力と効率しか意識していない人には煙たがれますが、ダークキング、暗黒の魔人、ドラゴンガイア強、ダークネビュラスといった強敵に自分がレンジャーでのサポと１人の討伐も私はできており、決して弱い職とは思えません。

細かい戦術はこの日誌では省略しますが、要は使い方です。レンジャーに限らず、自分に合った職を全てのことに対抗可能な状態に昇華させればよいと私は思っています。そして、そうすれば、戦うモンスターに合わせて、いちいち職やスキルや装備や宝珠を変更する手間も省けます。

レンジャーが本職であり、それに特化させていますが、それゆえに様々な人に批判された経験も多いですが、それがかえって追い風となり、上に記した強敵たちに勝てるようにもなったと思っています。その実力向上の過程において、耐性とパラメータをどう高い水準でどちらも維持させるか考えるのも楽しかったです。

3.4後期から職業スキル１８０が出て、レンジャーではケルベロスロンドが実装ですが、とても楽しみです。今後もこの調子でやっていきます。