あやねの冒険日誌

茶葉で有名な地方から１人の老人とその孫がアストルティアにやってきてしまいました。
「おじいちゃん、ここどこなの？」
「わしもわからんのう、おや？」
２人の前を１匹のスライムが通り過ぎました。
「もしかして、あれってスライム？」
「え？酢ライム？酸っぱそうじゃのう」
「食べる気なの？」
「食べ物の話をしたらお腹が空いたのう。おや、向こうから香ばしい匂いが」
「行こう行こう、おじいちゃん！」

２人はオルフェアの調理ギルドに来ました。
女の子の方はスライムカレーを頼みました。祖父は焼きキノコと納豆を頼みました。
「よくそんな酸っぱそうなものを食べたくなるのじゃ？」
「おいしいよ。おじいちゃんも一口食べてよ」
「どれ？む、これは！そうか、あの青い生き物は形からしてたまねぎだったのじゃな。よく煮込んである。もぐもぐ」
その後、デザートに女の子はクイックケーキとアクロバットケーキを、祖父はうぐいすスライム餅を食べました。

「おいしかったね、おじいちゃん」
「そうじゃのう」

モフモフが 腕を振るいし 絶品料理

祖父は心で俳句を詠みました。季語がないのに俳句ですが。

そんな中、悪魔ザイガスが現れました。
勇者アンルシアの盟友が葬ったはずだと、プクリポたちが不安がっています。
「魔瘴ある限り、俺は何度も蘇る！」
ザイガスはメラマータを唱えて襲撃します。
「おじいちゃん、逃げよう！」
「そうじゃな！」
逃げる途中、祖父はスライム型の石に躓き転んでしまいます。祖父はその勢いで吹き飛び、トランポリンの上に落ちます。トランポリンの反動で祖父は高く飛び上がり、ザイガスに会心の頭突きを当てました。ザイガスはその一撃で倒れました。

「やるじゃねえか、じいさん！」
オルフェアのナブレット団長が褒め称えました。
祖父はキーエンブレムを授けられました。
その後、２人はキメラのつばさを手に入れて、アストルティアから無事に帰宅できたそうです。


※シャーマンシールドを「◯蔵」、右側のフレンドを「ちび◯る子」と呼ぶ人がいたので、思いついたネタです。