あやねの冒険日誌

マポレーナはホタルの輝きのような鮮やかな緑色の体をしたモーモン属のモンスターです。真相は不明ですが、幸運を運ぶ妖精だと言われます。しかし、マポレーナと実際に遭遇した人はロクな目にあっていません。 

モーモンというモンスターは、他の生物に噛み付き、吸血して栄養を得ます。そして、成長するとピンクモーモンになります。ピンクモーモンの赤みは赤血球が増えたためです。そして、幼体から成体になるとき、ブラットアーゴンという痩せ型六頭身で異様に長い顎を持つ醜いモンスターに変化します。すなわち、モーモン属というモンスターはブラットアーゴンの幼体です。

けれども、一部のピンクモーモンに奇跡が起こると、ブラットアーゴンではなく、モーモン属のかわいい姿のまま成体になります。これがマポレーナです。ブラットアーゴンたちはいわば負け組として、マポレーナを羨んでいます。一方で、マポレーナは自身の可愛い姿に慢心し、他の仲間を見下しているため、魔物たちからは嫌われているようです。メガザルダンスができるため、我が身を捨てて仲間を助ける健気な性格と言われますが、そうではないようです。
なお、マポレーナの天敵はロイヤルミミックだそうです。

戦闘ではメガザルダンスの他に、戦いの歌で味方の攻撃力を高めます。また、小さい体を活かし、特に巨大な体格の敵の隙を突き、脛砕きでダメージを与えることもあります。さらにモーモン属特有の怖い顔による威嚇は、ボンバーフェイスという特技として、精神的行動不能の状態異常に加えて、爆発のダメージまで与えます。可愛い姿に騙された相手に悪口を浴びせて、テンションを下げるということもします。幼体時の吸血能力も健在しています。さらに、イオラやマヌーサといった呪文も使えるようです。
レベルアップすると精霊の歌を歌えるようになり、メガザルダンスによる自己犠牲なしで死亡者の蘇生をすることができるようになります。それに加えて、ベホマ、バイメリト、メダパーニャ、ギガマホトラといった呪文や、会心封じ、斬撃予測、ラウンドゼロといった相手の行動を制限する特技を覚えていきます。

ちなみに、ギュメイ将軍がペットとして数匹のマポレーナを飼っているという噂もあり、戦いの歌による効果で将軍の攻撃力アップの手伝いをしているらしいです。

アストルティアにあるマポレーナグッズは、マポレーナステッキ、マポレーナブランコ、マポレーナ便せんがあります。

なお、マポレーナという言葉を聞くと、私個人としては甘い印象を受けます。私の想像の中では、ドラクエ世界のどこかにマポレーナが経営する菓子店があり、クイックケーキやアクロバットケーキ、ピーチスライムケーキに紫芋モンブラン、ゴージャスタルトなどが売られていると思っています。

こんなマポレーナが今後はどんな一面を見せてくれるのか楽しみです。