あやねの冒険日誌

バトルトリニティなどドラクエらしからぬアクション要素や固定の攻略法を強要されるアストルティアから離れて、ダイアラック地方、すなわちドラクエ７の移民の町に行ってきました。まるで某漁師の息子に「アストルティアって場所にうんざりしてきたので、どこか良い移住先はありませんか？」と私自身が移民用のＮＰＣになった感じです。

数年ぶりに3DS版のDQ7を再開しました。まだまだ育成の余地があるのです。キャラ育成面では、主人公がにじくじゃくに、アイラがギガミュータントに、メルビンがエビルエスタークに、マリベルがプロトキラーやドラゴスライムに転職しました。また、すれちがい石版の世界の１つである不朽の邪悪な塔にてフライングデビル心をオリジナルのプレイステーション版も含めて、ドラクエ７発売の2000年以来19年経って、初めて入手できました！

なお、このドラクエ７と関連した出来事がスピンオフのドラクエ作品にて起きました。星のドラゴンクエストでは、ドラクエ７に出てきて主人公とも縁の深い水の精霊が、邪悪な力に取り憑かれたかのような姿になった水の厄災というモンスターになって登場しました。穏やかな人魚のような姿の水の精霊が、アスラゾーマと同属の姿の水の厄災に変化したのは驚きです。マヒャデドス、アスラインパクト、降りかかる毒氷といった呪文・特技で攻撃してきます。２回の全滅の末になんとか倒しました。

また、マリベルがプロトキラーに転職しましたが、そのプロトキラーのチケットをスキャンバトラーズにて得られました。キラーマシンの試作型のモンスターです。スキャンバトラーズでは現在、マシン系モンスターを強化改造するイベントが開催されています。そして、運良くマシン系の極限モンスターのサージタウスのチケットを得ることができました。超ギガレアのチケットであり、ギュメイ将軍や魔軍師イッドなどのそれまでの最高ランクのモンスターたちをレベルにして40～50近く高い強さです。サージタウスの極限技のファイナルオペレーションコードはサージタウスの攻撃に加えて、味方のマシン系モンスターの攻撃回数を増やす凄まじい特技です。この超ギガレアチケットがいきなり最初に出てきたのでした。中には何万円も出しても当たらない人もいるようで、大変ありがたかったです。
それから、ドラクエとは関係ないリアルのことになりますが、20年間どんなに考えても分からなかった、とある数学の性質がようやく理解できました。超優秀な人ならあっさり分かるのでしょうが、それに気付けたら、次々と私が未踏だった数学の領域を奥に進むことができました。文系の言語学の道に行ったため、その分岐点から先の数学の方の領域は未修でした。それを独学で理解できたのは、まるでレベル１００への解放クエストを突破したかのような感覚となりました。
また、２年間、生成文法と対照言語学を合わせた私の特殊な英語指導法を施した２人の子が、初めて受けた県の模擬試験で２人揃って満点となりました。私自身もびっくりでしたが、私のやり方をまるでミスターサタンが気功波や舞空術を見て「あんなのはトリックだ！」と主張するように言う上司に実証できたのもよかったです。

ドラクエ10から離れた話になりましたが、こうした嬉しかったり、楽しかったりする体験が最近のドラクエ10では少なかったり、小さかったりする気がします。バージョン３の頃、固定の攻略法以外を受容しない空気に疑問を感じていました。しかし、その後のレベル上限解放や新特技、新装備実装で、当時の苦労したボスに固定の攻略法でなくても対抗できる手応えを後で感じるようになれました。
ただ、今苦労していることが今後変わっていくのかは疑問です。
嬉しかったり、楽しかったりする体験の起こる頻度がドラクエ10でもう少し増えてほしいところです。