あやねの冒険日誌

ゴレオン将軍の本番戦に初勝利して称号を獲得できました。

パワフルかつワイルドな「剛力の猛将」と呼ばれる屈強なイノシシの戦士であるゴレオン将軍。かつては人間で、ガナン帝国三将の１人でした。超力溜めでテンションを上げ、愛用の鉄球をぶん投げたり、ぶん回したりして、敵の防具や脛を砕いて弱らせてからたたきつぶして殲滅させる格闘王のような戦いぶりを見せます。その威力は、メタル系スライムに治癒困難なヒビを入れるほどです。ただ、狂戦士とも呼ばれ、鉄球が味方にうっかり当たることもあります。間抜けでケアレスミスを多発する面もあるのです。鉄球を用いる以外に、正拳突きをしたり、はげしいおたけびをあげたりします。必殺技は鉄球乱舞とボルケーノクラッシュです。
それほどまでに愛用する鉄球は、常に肌身離さず携帯していて、寝るときは枕がわりにするようです。意外にも寝相はいいらしいです。

魔帝国ガナンは世界征服のために、多くの人間や天使を捉えてカデスの牢獄に投獄します。カデスの牢獄は天使の持つ良質なエネルギーを搾り取る装置で、捉えた人間に歯車を回させました。天使の持つエネルギーを世界征服に利用するのが目的で、ゴレオン将軍は人間だった時に、カデスの牢獄の監視役を務めていました。重労働に耐えられず、肉体または精神に異常をきたして労働不能になった者は即時死刑台に送られました。魔法の迷宮のゴレオン将軍が呼び出すカデスの牢獄から出てくるしのどれいは、その死刑台で処刑された者たちと思われます。
魔帝国ガナンの暴挙を止めるために聖龍グレイナルが帝国と戦い、この時にグレイナルが吐いた炎に焼かれて死亡します。しかし、ガナン帝国に囚われていたままの一天使が堕天使と化し、グレイナルに滅ぼされたガナン帝国の人間たちを魔物として復活させます。この時にゴレオン将軍はイノシシ型の魔獣になるのでした。なお、ギュメイ将軍は「主君はガナサダイのみ」と、ゲルニック将軍は「いずれ寝首をかく」と堕天使に従う意志が皆無なのに対して、ゴレオン将軍は復活してくれた感謝に堕天使に忠誠を誓いました。
なお、復活したゴレオン将軍は星空の守り人に再び倒されますが、何者かの妖術で魔法の迷宮に不死身のまま封印されています。
ちなみに、異世界で高位の魔物使いが、モヒカント×ゴンズとかベヒードス×シルバリヌスといった組み合わせの配合でゴレオン将軍を生み出してもいます。そのゴレオン将軍は成長すると、バイキルトや黒い霧を身に付けたそうです。