あやねの冒険日誌

上の写真を撮ることから始まったバージョン４も今日で最終日になります。明日よりバージョン５が開始されますが、その前にバージョン４の感想を記しておきたいと思います。
【良かった点】

●ミステリドール
自分のプレイスタイルに合う能力に加えて、専用のものといえる戦神のベルトが実装時期とほぼ同じタイミングで手に入ったために、大変活躍させられました。特に驚いたのは、ミステリドールの特技にその他の効果が重なったとき、ダークキングの通常攻撃で受けるダメージが０になったことです。これは凄かったです。

●クオード
バージョン２からは女性キャラが目立ちましたが、久々に共感できる男性キャラの登場でした。
特に印象的なのは
「優先すべきは指針書に従うことより民の幸せを守ることだとなぜわからん」
ヘルマの暴挙の前に颯爽と現れた時のこのセリフです。ただのシスコンかと思いきや、上に立つ者としての器量を備えているのが感じられました。私も日常にて似た考えなので共感しました。これを私の立場に置き換えれば「優先すべきは常識に従うことより皆の幸せを守ることだとなぜわからん」となります。常識とかマナーは基準がないため、時に暴走します。善悪、幸不幸の定義を踏まえた上で判断を下さないと危険と思われるからです。

●バトエン
リアルにて大人気だったドラクエグッズ筆頭アイテムで遊べたゲームがドラクエ10独自のルールになって登場しました。リアルのバトエンは全鉛筆の能力バランスが取れたものでしたが、ドラクエ10のはバランスがバラバラな鉛筆を３本組み合わせます。個人的にはそこが残念に思う点ではありますが、バトエン大会を通じて興味を持たれた方が出たり、こちらの説が実証されたりと良かったです。

●ネコ
家具やついてクンなどで色々なネコと戯れられるのはネコ好きとしては嬉しかったです。

【問題点】

●無駄に長いシナリオ
バージョン３のストーリーが短いという一部の意見をそのまま受け入れた結果、無意味に長く感じました。メレアーデの空気を読めない過度の介入が、目的地への直行を妨げて物語の腰を折っている印象を受けました。
物語が長ければ良いわけではないことは、ドラクエ７で過去に実証されています。また、シナリオ以外にもキャラ育成や生活系コンテンツなどやることが膨大になった今、長いシナリオはかえって逆効果であると私は思っています。
クエストも報酬に魅力が感じられないです。報酬にレア素材のクエストがありますが、皆が得てしまい価格は下落するので、報酬は考えてほしいところです。

●バトル
結局、聖守護者の闘戦記とアストルティア防衛軍のボスは１つも倒せずにバージョン４は終了となります。正直悔しいです。
常闇の聖戦は難しいとはいえ、レベル１が徐々に様々な柔軟な方法で攻略可能になってきたので、将来的にはキャラの成長の果てに勝てる見込みは感じます。けれども、バージョン４初登場の強敵中の強敵たちはそうした兆しや見込みが全く見えないのが残念です。
それに加えて、バトルトリニティはもはやドラクエとは無関係な別ゲームにしか私には感じられないです。ここにジュエル装備やウィングといった限定報酬を入れたのも問題です。
レベルを上げて強くなったキャラクターのパラメータとプレイヤーの選択、確率によるランダム性によって進行していたドラクエのバトルが悪い方向に変質している気がします。
●その他
気になる場所に未だ行けない、あるいは行けても今ひとつな展開になってしまった。



以上、バージョン４の個人的感想をまとめました。小出しに良い物は多かったですが、核となる部分に楽しみきれなかった点が多く、先日のアンケートは厳しく回答しました。
バージョン５は職と武器の新しい組み合わせやデスマスターに新バトエンと今のところは期待できそうなものが多くて楽しみですが、バージョン４での無念も晴らせることも期待します。