あやねの冒険日誌

本日はドラゴンクエストの日です。ドラクエにはいくつかの伝説がありますが、今回はその中からロトの伝説を時系列順に記していきます。 始まりは聖竜と邪神の争い。敗れた邪神ニズゼルファは封印され、力を消費した聖竜は命の大樹となり、聖竜の力によってロトゼタシアが創造されます。
その後、精霊ルビスが誕生します。ルビスは人間と神々の混血児ティアルトとそれまでの禁を破り結ばれます。しかし、それを疎ましく思うティアルトの兄は魔物と化します。その魔物の暴走は防ぎますが、混乱の科に三人は縛られます。ティアルトは度々勇者として転生し、魔王として転生し続ける兄と戦い続けることになり、長寿のルビスは以後勇者を導きつつも自身の過去を明かせないまま時代が過ぎます。すなわち、勇者と魔王のうち何人かはその２人の転生体になります。
時代が過ぎ、邪神ニズゼルファが復活します。勇者ローシュがあと一歩でとどめを刺す直前、邪神は勇者の仲間のウラノスを誘惑し、勇者を殺害させます。邪神は肉体と精神を切り離されて勇者の仲間たちに封印されますが、魔に魅入られ裏切ったウラノスは魔道士ウルノーガとなり、邪神をも超えた勇者の力を持つ魔王になるために諸国を滅ぼしながら暗躍します。そんな中生まれたユグノアの勇者が愉快なおっさんたちやセクシーなお姉さん等と共にウルノーガを倒し、さらに封印を破った邪神ニズゼルファをついに絶命させます。
ある日、自称破壊神シドーが出現します。ティアルトの転生体と推測される勇者アルトと盟友ゾーマがシドーに立ち向かいます。ここで異変が起きます。ゾーマとルビスが惹かれ始めるのでした。ルビスとティアルト(勇者)の契りにより保たれていた聖魔の均衡が崩れる危惧から、ルビスはゾーマへの感情を切り捨てました。勇者とゾーマはシドー討伐に成功しますが、ルビスの視線と愛情が自身に向いていない苛立ちからゾーマはアルトを殺害し、シドーの力を取り込んで大魔王へと変貌するのでした。
時代は再び過ぎ、ムー帝国が勃興しますが、民の慢心と欲望は世界の混沌を望む異魔神を呼び寄せます。異魔神の暴走はムー帝国を滅亡させます。ムーから避難できた人々はジパングまたは創造されたばかりのアレフガルドに移住しました。異魔神はルビスにより封印され、異魔神召喚のきっかけとなったタオとゴルゴナの兄弟はルビスにより贖罪のために石化させられました。
それより約１万年以上後、魔界で力を蓄えたゾーマはルビスを封印します。一方で切り捨てられたルビスの心がクインゾルマという魔物と化し、ゾーマの妃になります。そして、ゾーマはバラモスを派遣し、世界制圧を開始させます。
オルテガはクインゾルマを封印はできたものの、バラモスの下僕のサタンに敗れます。
それから16年後、オルテガの息子旅立ちます。その息子は不死鳥ラーミアを孵化させます。ラーミアの力を借り、バラモスは討伐されました。
その後、ゾーマの存在を知ったオルテガの息子はアレフガルドに向かいます。ルビスの封印を解き、王者の剣と虹の雫と光の玉を携えてゾーマの城に向かいました。しかし、オルテガはゾーマのペットのキングヒドラに殺害されてしまいます。怒りや悲しみを決意と使命に変え、闇の衣を纏ったゾーマを倒します。
オルテガの息子はロトの称号をもらい、ラダトーム王になります。ロトの３人の子のうち２人はラダトームを去り、新たに国を建てます。
そんな中、竜王が誕生しますが、ゴルゴナが生まれたての竜王を拉致して魔道に誘います。そして、ゴルゴナは竜王等を魔王軍に組織し、異魔神を復活させます。一方、ロトの３人の子孫はタオが導き、異魔神は消滅しました。竜王は元の聖の世界に戻ります。
その十数年後、ロマリアの爆弾実験の衝撃がクインゾルマの封印を破壊してしまい、復活させてしまいます。クインゾルマは人間から呪文を奪い、ラーミアを洗脳し、ゾーマ復活のために暗躍を開始します。
世界の異変により、ロト王家は崩壊しました。ロトの血脈のアロスは盗賊に拾われます。しかし、バトルマスターのリーとの出会いをきっかけにファン老師や竜王に鍛えられながら、クインゾルマに近付きます。しかし、クインゾルマはゾーマを出産し、絶命します。
ルビスは分身のティーエに力の全てを託し、ティーエはアレフガルドの外海に新大陸を創造し、そこでアロス一行と復活ゾーマは激突。世界樹と光の玉の加護に仲間の力が合わさり、アロスはゾーマを討ちます。
ルビスは世界樹となり、竜王はロトの剣を預かり、ロトの一族はラルス家に王位を再譲位して歴史から姿を消します。魔の者は勇者を狙うため、目立つ場にいて人々への被害が拡大するのを防ぐためです。また、ロトの鎧はドムドーラの鍛冶屋に託され、その娘とラダトームの兵士長が結ばれることが後の世への伏線となります。

後編につづく