あやねの冒険日誌

魔界の魔物使いがグレムリンを改良して誕生したとされる醜い魔界生物であるガルバとゴルバの討伐してきました。カムバックのチームメンバーが武闘家用のレベル70装備を取りたくなったとのことでした。

三ツ目をギョロつかせた気味の悪い魔物がゴルバで、頭部に溜めた毒素を涎と共に垂れ流したり、甘い息や猛毒の霧として吐き出します。それで弱った敵を鋭い爪で引き裂きます。爪にも猛毒成分が含まれます。性格はねちっこく、実は知能は高めで、相棒ガルバの頭の悪さに辟易し、そのことの悪口が絶えません。
特殊な皮膚構造で高熱には強いものの、冷気には弱い特徴もあります。また、魔障濃度に比例して戦闘能力が変化するようで、魔界にいるゴルバの攻撃力は、アストルティアではゴルバより格上とされている同属のレッドイーターはもちろん、あの紫魔神バズズすらも越えているのですが、アストルティアにいるゴルバの住処はその濃度が薄いために、能力が下がっています。

四つ目をギラつかせた醜い魔界生物の方がガルバです。
ガルバは、同じイーター属の魔物を呼び寄せ、集団で獲物に向かって飛び掛かり、喉元をかき切ろうとします。
相方はゴルバですが、ゴルバのねちっこい性格をうざったく思っていました。魔界では魔瘴や邪神の力の影響で、攻撃力は紫魔神バズズ並みになり、マヌーサの詠唱も可能になります。一方で魔界から出てしまうと魔瘴がないことで弱くなり、呪文も使えなくなってしまいます。

両者の不仲によりコンビ解消が騒がれていました。ところが、「合体」という言葉に憧れを抱いた２種の魔物は、特訓より特殊な踊りのようなポーズを取った後、ガルバがゴルバを背負うことで合体に成功したようです。合体後はガルバゴルバと名乗っています。状態異常耐性が増して、てなづけにくくなり、特にやいばくだき等の攻撃力・ダメージ低下系の呪文・特技は一切効かなくなりました。さらに、合体により敵のテンションを吸収する能力も身に付けました。それに加え、灼熱炎や光の旋風ができるようになり、コンビ解消の話は消えました。極め付けの特技は宇宙の奇跡を起こして、能力を数倍に高めることです。
また、ガルバとゴルバは連係して、バズズに倣ったツインクローを放ちます。
それって、肩車じゃん。こんなツッコミを受け付けないほど、両者は合体による能力アップに満足しているようです。

ちなみにガルバとゴルバは共に笛吹きの名人でもあり、休日には得意楽器の笛を吹き鳴らしていたようですが、毒も放出されるので、多くの魔物は迷惑していたようです。そのため、最近ではその演奏を見た者はいないようです。
それから、裸でいるのが好きらしく、何かの装備品を身に付けるとかえって弱くなってしまうこともあります。

そんなガルバゴルバをたくさん倒して、頭装備を除くグレートマントセットを白宝箱より得られました。