あやねの冒険日誌

チームクエストに「バズズ強討伐」があったので、フレンドさんを特別招待して、悪霊の神々強メダルでそれの達成を目指しました。
悪霊の神々強メダルは意外と活用の幅があるので、溜まっていても無駄がない感じです。

魔法の迷宮にいる「悪霊の神々」と称される３匹はアストルティア暦で千年前に不死の魔王に仕えた個体で、当時の叡智の冠により魔法の迷宮に封印されました。今回戦ったのはその個体が何者かの妖術で強化されたものです。

アトラスは各地に点在する池がその足跡であると言われるほどの巨体を誇り、魔界の棍シェルジュに作ってもらった棍棒を武器に戦う赤の巨人と呼ばれる魔物です。発生起源はギガンテスにダブルイーターやアンクルホーンなどの遺伝子が加わって生まれたとか、十に裂かれた創造神の身体が変化したものとか言われます。日頃は心眼修得のための訓練をしたり、ペットのタホドラキーの世話をしたりしますが、戦闘では野球の四番バッターのように棍棒を振り回して敵をかっ飛ばしたり、地面を叩きつけて震動と岩弾で攻撃したりします。目からは必殺のアトラスビームを放ちます。ザキやダモーレ、リバースにヘルメリトといった妖術的な呪文もできるらしいですが、ほとんど使わないようです。
また、暑さに耐えかねたアトラスがウイングデビルを引き連れてガタラ住宅村の家々を踏み潰して、その跡地にプールを作ろうとしていたこともありました。

バズズは、邪悪な爪と死の呪文を操り、音もなく敵に忍び寄り、狙った獲物は決して逃がさないとされる「闇の暗殺者」です。古代より生き続け、疫病をもたらす熱風を巻き起こすおたけびをあげます。それゆえに一部地域では「大魔王」とも呼ばれているコウモリの羽を持つ大猿の紫魔神です。犠牲者の断末魔の叫びを聞くのが何よりの楽しみなようです。
シルバーデビルにギガンテス、大王イカ、アンドレアル、スカルスパイダーなどの屈強なモンスターたちの血や力が宿るとグーシオンとなり、そこからさらにレベルアップすることでバズズに進化するそうです。魔法の迷宮にいるバズズは数多くのバズズのうち、不死の魔王ネロドスに仕えていた個体のようで、「妖将」の通り名を持っていました。イオナズン、バギムーチョ、マヒャド、ザラキーマ、メガンテ、メガザルなどバズズが唱える多彩な呪文のいくつかは、ネロドスの手ほどきによって習得したとされています。特にその遺伝子に刻まれた風属性特技への才能と相俟って、バギムーチョはかなりの威力です。そして、その「不死の魔王」のために人間の魂を集めているのだそうです。
そんなバズズも休日はツインクローの威力維持のため、専属のネイルアーテイストに爪を研いでもらっているようです。また、得意楽器はシンバルらしいですが、猿扱いされたくないために黙っているようです。

ベリアルはアークデーモンが有機王水の滝で修行し、ゴールデンゴーレムやグレイトドラゴンの力を取り込んで金色になったとされる魔物です。王国の軍隊をたった１匹で滅ぼせる戦闘力を持つことから悪魔将軍と呼ばれます。同時に「黄色の悪魔」とも呼ばれますが、後者の呼称は気に入っていないらしく、そう呼ばれると機嫌を損ねます。黄金色化の失敗という噂のある黄色い体ですが、実は誕生直後は確かに黄金色であるものの、加齢と共にくすむことで黄色になっていくらしいです。魂が酷く汚れており、呼吸をするように嘘を付き、他人に決して心を許しません。
戦闘では、口から炎を吐き、雷を放ち、イオ系呪文を極限まで高めて敵を攻撃します。イオ系呪文もバリエーション豊かで、魔界のイオナズンとかスーパーイオナズンなども駆使します。

今回はレンジャー、まもの使い、旅芸人、マジカルハットの編成での勝利でした。赤色の宝箱の中身は悪霊の仮面でした。