チームクエストと領界調査クエストの両方でムストの町を征伐することになったので、そこに棲息するモンスターたちを倒してきました。
その中からいくつか生態をまとめます。
まずはやつざきアニマル。獲物を八つ裂きにすることに至上の喜びを感じる、凶暴かつ好戦的な、四手四足の巨大な体躯に赤い鬣を持つ獣王属の魔物です。発生起源は、大量の返り血を浴びることでアームライオンが進化したという説がありますが、最近において、アームライオンがくまゴロンやニジゴロン、タマゴーレムといったタマゴの魔物の食べ合わせで変化したという事例や、ファーラット等の毛獣属が外敵から身を守るために融合能力を身に付けて、3体で融合してやつざきアニマルへと変身するという事例も発見されています。
戦闘では、ヒートアップして気持ちを昂らせてから、巨大な体躯とは裏腹の素早い疾風あるいは五月雨のように激しく敵を爪で八つ裂きにします。それに加えて、やいばくだきを放ったり、口から熱風の息を吹き付けたり、四方に轟く身の毛もよだつ雄叫びをあげて敵を怯ませたりします。必殺技は爆裂八つ裂きです。成長すると、すねくだきや星降りのサンバ、百獣拳にはやての演武、雷雲招来などを覚え、会心率も増して「武神」と呼ばれるようです。
なお、やつざきアニマルは自身の種族名がいい加減だと怒っており、そんな名を付けた者を八つ裂きにしたいと考えています。なお、その命名者は魔族の長の参謀であると言われています。
また、占いや裁縫にも興味があるようです。
それから、メスの個体は、ドワーフにとっては迷惑かつ絶望の対象である伝説級の乙女心溢れる魔物の天魔クァバルナとの女子会を楽しむこともあります。
それから、食事時に仲間と食料を分ける時はきっちりと八等分しないと気が済まない几帳面な性格でもあります。
次にヘルクラッシャー。
ヘルクラッシャーは勇者や冒険者に倒された魔王の使いをネクロマンサーが強化復活させることで誕生した地獄の破壊者です。あるいは粉々になるまで戦闘や雑用に駆り出されたがいこつやその同属の魔物を融合させると誕生することもあります。4本の腕に4種類の武器を持ち、常に誰かを破壊するところを妄想しています。
闘争本能の赴くままに動く狂戦士で、灼熱炎を吐き、麻痺や幻惑などの状態異常付加の斬撃の他、激四刀流からの氷炎魔斬や疾風迅雷斬に金剛裂壊斬といった特技も使います。
複数匹集まると、その攻撃は五月雨のように一層激しくなります。その凶暴さは色のない異世界に存在する暗黒神すら制御にてこずるほどです。
また、ムストの町の征伐開始前は天つ風の原でデスストーカーなどを狙っていました。
デスストーカーは用心深く獲物を追って、隙あらば襲い、狙った獲物が力つきるまで追い回す凶暴な死の追跡者です。その執念は、獲物が異世界に逃げたとしても追い続けるほどです。
なぜそこまで追い回すのか、その理由はどうやらマッスルポーズを自慢したいからだそうですw
マッスルポーズで自身の筋肉に惚れた後でテンションを上げ、マッスルダンスやフルスイングで攻撃します。
また、口笛を吹いて、デスストーカーを呼び出して、集団で獲物を襲ったりもします。
成長すると真空斬りを覚えます。
こんな感じで通常モンスター討伐をしました。クエストは全てクリアです。