あやねの冒険日誌

夏休みの自由研究のために炎の領界にアメリアことアーちゃんがやってきました。
「火成岩についてまとめるために良いマグマを取ってくるのです」 そんなアーちゃんを１匹のきめんどうしが見ていました。
「あ、あれは、大魔王アーチャナ・ノデス…蹴撃一発で究極の人造人間を葬り、殴打で宇宙最強の殺し屋を吹き飛ばしたという…」
どこかから声が聞こえます。
「二の腕ぷにぷになのに、どこからそういう噂が…」「まさか、我らを滅亡させ、この地を奪う気では!?そうはさせぬぞ！バシルーラ！」
アーちゃんは突然どこかに飛ばされました。
「ワシのバシルーラは一味違うぞ。時空を越えて吹き飛ばすのじゃ！」



ところ変わってゾーマの城。キングヒドラを相手に覆面マントとブーメランパンツを装備した男が戦っていました。
「ライデイン！バギクロス！」
キングヒドラはダメージこそ負ったものの致命傷ではありません。
「ここまでか…」
そこにアリアハンを発った男の息子がやってきました。
「あ、あなたは!?」
キングヒドラは滅びの黒炎と暗黒竜の息吹を合成させたブレスを吐き出しました。
その時でした。きめんどうしに吹き飛ばされたアーちゃんが猛スピードでパンツマスクの男にぶつかり、２人はそのまま飛んでいってしまいました。
キングヒドラのブレスが床を焦がしました。
「父さーん！」
「見えたか、もりのめ」
「ああ、うおそば。はっきりとは分からないが何か白いものがあのパンツマスクを吹き飛ばした」

ようやくアーちゃんたちはどこかに着地しました。
「おいもツインが少し焦げちゃったのです｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡」
「う、ぐぅ…」
「あ、この人、食べ残した焼き肉みたいに焦げてるのです∑(ﾟДﾟ)こんなときはプクのいやしなのです」
パンツマスクの男は一命を取り留めました。
「助かった、礼を言うぞ。俺の名はオルテガ」
「私はアーちゃんなのです。巻き込んでごめんなさいなのです。さっきの所に帰してあげたいのです」
「いや、さっきのキングヒドラとの戦いで分かった。今の俺ではゾーマには勝てない。そういうば、アーちゃんはキングヒドラの痛恨の炎を受けておいもツインが軽く焦げるだけで済んだ。つまり、アーちゃんはかなりの強者なのだな。」
「そんなわけあるのですよ(*ﾟ∀ﾟ*)」
どこかからまた声がしました。
「あ、調子に乗り始めてる。二の腕とかぷにぷになのに」
「頼む！俺が今より強くなれる方法を知っていたら、教えてくれないか？」
「分かったのです！」

こうして、アーちゃんとオルテガの冒険が始まったのでした。

To be continued