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まずはじめに、今回のバトルグランプリは、従来と異なり　団体戦　→　個人戦　の順番での開催となります。ランクアップ報酬に関しましては、いままでと同様に個人戦と団体戦で共通です。

第7回および第8回から適用されるルール変更について

団体戦では、パーティ内に同じ職業が2名以上いると、エントリーできなくなります。

今回の団体戦に関しましては、いわゆる「職かぶり」なしのルールで行います。
前回の団体戦では、僧侶、戦士といった一部の人気職業の使用比率がかなり高く、その他の職業は使用比率が相対的に下がりました。
職かぶりなしのルールだけで、この問題が解決するわけではありませんが、今大会ではこのルールを導入することによって、パーティ編成に変化と刺激を与えてくれることを期待しています。

ブリーフィングタイム中に、フレンド申請を行えないようにしました。

こちらはすでに3.1後期のアップデートで導入済みの変更になります。
チャット禁止の個人戦において、バトル終了後のコロシアムロビーで、同じパーティだったプレイヤーに対してフレンド申請を行い、対象のプレイヤーが承認すると、チャットで暴言をするという残念な通報が報告されています。
悪質なプレイヤーには厳重な注意と処罰を行っていますが、少しでも不愉快な思いをする機会をなくすために、コロシアムロビー内でのフレンド申請を全面的にできなくしました。
ドラゴンクエストXでの時間をみなさんが気持ちよく過ごせるように、お互いを尊重する気持ちを忘れないでください。

第6回バトルグランプリの振り返り

それでは、前回の『第6回バトルグランプリ・団体戦』を振り返ってみましょう。
まずは団体戦である第4回と第6回のバトルグランプリの、各職業の使用比率の推移をグラフにしました。

ご覧のとおり、戦士とレンジャー、魔法戦士の使用比率が大きく上がっています。

150スキルが新たに導入され、真・やいばくだきやダークネスショット、マダンテ、フェンリルアタックといった、強力な特技を手に入れたことが人気上昇の要因と思われます。戦士に関しては、たいあたりの強化も非常に大きいです。

逆にここまで最高勝率を誇っていたスーパースターや、魔法使い、バトルマスター、武闘家といった職業が大きく人気を下げています。
スーパースターは、たいあたりやフェンリルアタックによって、絶対の盾であるボディガードに信頼をおけなくなったこと、バトルマスターと武闘家は、パラディンや戦士の物理的防御力の強化によって、相対的に不利とみられたのかもしれません。

続いて各ランク帯ごとの職業別勝率を、第4回と第6回で比較してみましょう。

※クリックすると大きい画像が表示されます。

第4回では、勝率が低い方だったレンジャーが大きく勝率を上げました。とはいえ、SSランクにおいては特に勝率が高いわけではありません。
戦士は全体でも、SSランクでも勝率を上げていますが、思っていたほど伸びていないようです。
ただ、戦士に関しては参加者の絶対数が多いので、戦士同士で潰しあった結果、このような結果になったのかもしれません。

注目したいのは、盗賊、魔法使い、旅芸人の三職業です。これらの職業は特にSSランクにおいて、大きく勝率を上げています。
これらの職業は全て短剣が使えます。短剣の150スキル「状態異常成功率アップ」によって、眠りや混乱といった状態異常が非常に入りやすくなりました。
これを利用して、パラディンや僧侶といった守りの要となる職業を、行動不能にしたまま放置する戦術が、高いランクでのバトルで有効であったと思われます。
せっかく対戦相手を行動不能にしても、仲間のプレイヤーがそれを解除してしまっては意味がありません。仲間同士の連携がものをいう、団体戦ならではの戦い方かもしれません。

また、前回から解禁された踊り子も短剣が使え、SSランクにおいて高い勝率をあげています。
しかし、現時点では全てのランクを通じて使用比率がとても低いため、真価を問うのはまだまだこれからだと思っています。


最後になりましたが、『第7回バトルグランプリ・団体戦』は、11月20日（金）から始まります。
前大会より少し短い10日間での開催となります。期間が短いぶん、熱いバトルを楽しんでください。