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開催に先立ちまして、9月6日のアップデートにて、コロシアムに関する調整を行いました。今回の調整での目玉は、何と言っても「武器特技180Pスキル」の新規採用です。
もともと強力なスキルが多く、採用すれば高火力での乱戦になることはあきらかだったので、一度はコロシアムへの採用を見送りました。
しかし前々回のバトルグランプリから、堅固なポイントホルダーとしての戦士、かいしん二刀流で暴れるバトルマスター、万能で攻守の要となるレンジャー、補助呪文と設置特技で優位を築くどうぐ使い、この編成が多数を占め、リードを奪って守りきる戦術が長らく続いたこともあり、環境への大きな変化を目的として採用することにしました。
ですので、武器特技の180Pスキルはできるだけその本来の強さを保ったままにしてあります。

これに伴い、防御力の高い戦士とパラディン以外の職業も、火力の高い攻撃から耐えられるようにいくつかの特技を強化しました。

旅芸人の「タップダンス」を強化し、より高確率のみかわしができるようにしました。（みかわし確率は50%）

両手杖とくぎの「活命の杖」のHP上昇率を大幅に強化しました。

「スペルガード」を禁止にしたのは、台頭するであろう盾を持たないアタッカーに対して、呪文職を抑止力とするためです。

これに加えて、チャンス特技をいったん禁止にすることにしました。理由は以下のとおりです。

要素を絞ることによって、新たに採用される武器特技の影響を明らかにしたかった。

チャンス特技は運要素が強く、なおかつ職業格差をより強くする一因だったので、コロシアム向きでないと判断した。

以上の変更が実装されてからの、直近のSSランクにおける各職業の使用率と勝率をグラフにまとめました。

ざっくり以下の傾向が見られます。

武闘家、旅芸人、パラディンの使用率が高く、それ以外にも幅広い職業の使用率が上がっている。

バトルマスター、レンジャー、どうぐ使い、僧侶の使用率が大きく下がっている。

パラディン、戦士、僧侶、武闘家、旅芸人の勝率が高い。

魔法使いと魔物使いの勝率が大きく上がっている。（それでも相対的に低い）

バトルマスター、レンジャー、どうぐ使い、踊り子の勝率が下がっている。

幅広く職業を使ってもらっていることは喜ばしいです。
旅芸人や武闘家の勝率は現時点では許容範囲と判断していますが、強すぎるとのご意見も多くみられるので、注意深く見ていきます。
戦士とパラディンは想定以上の勝率です。「アイギスの守り」と「しんくうは」によって、攻守により強力な特技を得たことが要因と思われます。

ここまでのデータと、今回のバトルグランプリで得られるデータ、ご提案などを参考に、コロシアムでの武器特技180Pスキルを調整します。また、第15、16回のバトルグランプリでは、職業特技180スキルを採用する予定です。

まずは、新しい武器特技が加わったバトルグランプリをお楽しみください！！