2021/01/16
日誌を書いた!3
大魔王城の魔法戦士(1)~なりきり冒険日誌【注:ver5.3までのストーリー記述有】
稲妻が頭上に煌めく。漆黒の空を切り裂くそれは宵闇に包まれた荒野を白く照らし出した。
断続的に映し出された景色の中に荒れ果てた街道が浮かび上...
コメント10件 / いいね!17件
2021/01/02
日誌を書いた!4
2020/12/12
日誌を書いた!4
ジャムリバハ千夜一夜(5)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
暗雲の下に褐色の台地が広がる。木々は枯れ、草花はささくれ立ち、そそり立つ岩山は稲光に照らされて、魔獣の牙を思わせる獰猛な景色を作り出していた。...
コメント6件 / いいね!18件
2020/12/12
日誌を書いた!4
ジャムリバハ千夜一夜(4)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
遺跡の一室にたいまつを立て掛け、入り口を布で覆って仮設の休憩小屋を作り出す。夜が来れば我が千夜一夜の姫は再び魔導の国の物語を語りだす。 遺跡...
コメント4件 / いいね!15件
2020/12/12
日誌を書いた!2
ジャムリバハ千夜一夜(3)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
魔物や野盗による何度かの襲撃を凌ぎつつ、我々は前進する。砂漠を超え、ジャムリバハとデスディオを繋ぐザード遺跡地帯へと差し掛かる。 イルーシャ...
コメント2件 / いいね!15件
2020/12/06
日誌を書いた!3
ジャムリバハ千夜一夜(2)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
ジャムリバハ砂漠の砂が風に巻き上げられ、街道を薄く覆う。愛馬の蹄がそれを蹴散らし、砂の海を悠々と横断する。 休憩のたびに私はゼクレスの話をせ...
コメント6件 / いいね!19件
2020/12/06
日誌を書いた!2
ジャムリバハ千夜一夜(1)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
銀色の滑らかな髪に弦が触れる。少女は腕を震わせながら歯を食いしばった。
弓は揺れ、弦が震える。私は厳しく叱咤した。
「腕だけの力では引け...
コメント2件 / いいね!18件
2020/11/29
日誌を書いた!4
鉄と血と平和と呪われし魔王(2)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
ベルトロは片手で額を覆い、首を振った。執務室には何度か人の出入りがあったがあったが、そのせわしない騒音全てより彼の足音ひとつの方が私の耳には...
コメント6件 / いいね!17件
2020/11/29
日誌を書いた!3
鉄と血と平和と呪われし魔王(1)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
魔界の太陽がバルディスタの街並みを照らす。行き来する建材、飛び交う施工音。傷だらけの街は痛々しかったが、補修工事にいそしむ人々の顔には安堵と充...
コメント2件 / いいね!14件
2020/11/23
日誌を書いた!4
王なき都の戦士たち(10)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
畏怖すべき名に誰もが耳を奪われ、あるいは震えあがった。
だがギャノン弟は動じない。理由は単純。頭が悪いのだ。
彼は手近な部下の首を掴むと...
コメント6件 / いいね!16件
2020/11/23
日誌を書いた!4
王なき都の戦士たち(9)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
連携攻撃は確かに成功した。だが、これで終わったのか。 戦士たちは半ば祈る思いで黒煙の先を見つめていた。 そして…… もうもうと立ち込めた...
コメント4件 / いいね!13件
2020/11/23
日誌を書いた!3
王なき都の戦士たち(8)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
ギャノンの暴威がバルディスタを襲う。意味も意図もなくただ壊し、壊し、壊し、壊す。反逆? 下剋上? 否、狂える魔獣そのものだ。 そんな阿鼻叫喚...
コメント6件 / いいね!12件
2020/11/23
日誌を書いた!3
王なき都の戦士たち(7)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
バルディスタ軍は善戦した。当初こそ不意を突かれ劣勢を強いられていたが、態勢さえ整えば統率された軍の方に分がある。獣人たちの勢いを押し返し、後は...
コメント4件 / いいね!12件
2020/11/18
日誌を書いた!4
王なき都の戦士たち(6)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
もはや輸送どころではない。襲撃者の詳細は不明だが、私は荷駄を一旦城内に戻し、市民の避難を手伝うことにした。
一方、ダボウは敵襲の報を受け...
コメント6件 / いいね!12件
2020/11/18
日誌を書いた!4
王なき都の戦士たち(5)~なりきり冒険日誌【※ver5.2に関する記述有り】
「……伝えることはこれくらいかな。あと……」 と、ナギは突然よろけるように私に一歩、近づいた。 あっ……と思った時にはもう遅かった。 「...
コメント2件 / いいね!12件