せいやの冒険日誌

街道記

室外機の音と、人々の地を踏む音が、街中に響きわたる。電柱や、街灯、少しさびれた自動販売機も、立ち並んでいる。何故だか、空は明るいのに、雰囲気はど...

[呪校怪談]第１１話  傀儡少女

ルマはとりあえず、見るなという大量の文字を、消しゴムで消していった。消している間も、精神的に疲れがたまっていく。一文字一文字に、なにか怨念的なも...

[呪校怪談]第１０話  かくれんぼ

ルマは、懐中電灯で、校内を照らしながら歩き回っていた。隅々まであかりを灯し、リウの痕跡を探した。しかし、痕跡は、あの図書室の、数本の髪の毛のみだ...

助けて

...

[呪校怪談]第９話  ルマの約諾・その弍

ルマは、数学の問題の解法を導こうと思ったが、どうしてもリウのことが心配で、集中できない。 「…。」 リウに、万が一のことがあったら、ただじゃ済ま...

[呪校怪談]第８話  安らぎの一時

「リウ、お腹すいてないか。」 ルマは、リウにゆっくり語りかけた。リウは、静かに頷いた。それを見て、ルマは、ポケットから小包を取り出した。 「これ...

[呪校怪談]第７話  お独り様のリウ

リウは、校内を捜索していた。地図を便りに、とりあえず歩き回っていた。 「うーん、やっぱり怖いなぁ…。」 リウは、まだ９歳の少女。大人でさえ、こん...

[呪校怪談]第６話  リウ先生の治療

「…。」 ルマは、右肩付近を抑えたまま、動かない。そんなルマを、リウは心配そうに見つめていた。 「…ルマ、大丈夫？」 「…大丈夫なわけないだろ。...

[呪校怪談]第５話  絶え間ない恐怖

「はぁ…はぁ…はぁ…。」 リウは、必死に走っていた。感情すらあるかどうか怪しいが、ただただ必死に走っていた。ルマも引きずられていた。ただ疲れてい...

深夜少女

時計の針が、午前２時を刺した。一人の少女が、ベッドから身を乗り出した。眠れないのだろうか。目を擦りながら、隣で眠っている少年を起こさないよう、ゆ...

やっと終わった

テスト終わったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ...

イン率激減の件

こんばんは。せいやです。 さて、タイトルでも書いてある通りなのですが、イン率が、来週の土曜日まで、激減するという内容です。 フレンドの方は、...

[呪校怪談]第４話  中庭の怪奇

「とりあえず、他の七不思議のやつ探しにいかん？」 リウは嫌だったが、そうしないと突破口も見つからない。リウは、しぶしぶ頷いた。そうなると、次の問...

[呪校怪談]第３話  七不思議取扱説明書

「…。」 ルマは、椅子に座って、資料を読んでいる。リウも、あたりをキョロキョロしながら、椅子に座った。あんなのが突然現れたら、怖くなるのも無理は...

[呪校怪談]第２話  牙を剥く七不思議

「ガチャガチャ。」 ルマとリウは、血の気が引くのを感じた。ルマは、何度も扉を開けようと力をいれる。しかし、既に出口は閉ざされていた。 「う、嘘だ...